おばはん、とほほ日記。

年末から、実家父が心臓発作で緊急手術にはじまって、誤嚥性肺炎から胃ろう打診やら、椅子から落ちて大腿骨骨折、
糖尿病が進んで足が壊死しかかっている(今ここ)などなど、病院通いが日課になっている。
寒いところで座り続けたためか、なんと私は「痔」になってしまい、まことにとほほな日々を送っている。
「痔」は、一応診断してもらったものの、薬があわないのか、次々に父の体調に振り回されているからか、
あまりよくなる兆しもなく、もう少し落ち着いたら、しぶしぶ内視鏡検査をしなければならないと考えている。
大腸の内視鏡検査は、しんどいのよ、、(涙)
今でさえ、体調がさっぱりなのに、この上、体力を使い果たす検査をするのは耐えられない気がして、
でも、万が一「がん」なんてことになっては、実家両親をおいて死ぬわけにはいかないし、我慢して早めに受けるか。
まあ、なおりの悪い「痔」なんだろうが。
一方、「病気の総合商社」状態の父は意外に達者で、今いる病院が個室なので優雅に日常を過ごしている。
かなりボケているんだが、口が達者でな。可愛げがあるんだか、ないんだか。
なんにしても母が毎日付き添いたがるので付き合っている。
ここ数年なかったほどに、父が穏やかになっているので、母は少しでも一緒にいたがっている。
とは言うものの、母も80を過ぎているので、あまり無理もさせられず、
要は、私が二人の面倒を見ているということになるんだろう。
主治医がちらりと「まだ元気なうちに」遠方に住まうわがご兄弟たちをを呼び戻しては、と言ってくれたものの、
「もう父親孝行はここ数年、やりつくした」そうで、気持ちはわかるが、私だってそうなんだから、それは全く考慮しない
実に優雅な人びとであることよ、と、先日、兄弟の上に電話でぼろかすに叱られて、私が黙り込んだものだから、
多少気がとがめたのか、最近、高級服飾品を送ってきたりして、
そういうことをされると無になっていた心からむくむくと凶暴な怒りがむき出してきて、
空けてみたあと、クロゼットの隅に転がしている。これくらいの八つ当たりは許されることだろう。
おばはん、ストレスマックスだしな。
てな日々を送っている絶賛おばはんの唯一の慰めは、現在世界を放浪中の下の娘が時々送ってくれる写真で、
お友達と自撮りしたのをマイダーリンに見せたら、
「こんなに○○(娘の名前)は美人だったっけ?」なんてぼけたことを言ったりして、
お隣のお嬢さんも大変、美人さんですよ、お友達の顔も見ておきなさい、と、
そういえばこの放浪は工学部の友達と、男女混合メンバーで行っているので、それを最近知ったマイダーリンは、
「お父さん、そんなこと、聞いていません!」と、いまさらなことを言ったりして、
しかし娘曰く「男の子は全員、彼女持ち、そういう関係には絶対ならないほど、奴らとの関係は濃い」と、
つまり、性別なんて超えちゃってる、工学部の同期とはそういうものだそうで、
まあ、女の子ばかりで行くよりは、男の子がいたほうが何かと安心。
そのうちまた帰ってくるので、よきかな、よきかな。
最近の学生は何度も卒業旅行をするようで、いろんなメンバーとあちらこちらに行く。その記録は、また後日。
あんまり座ってばかりいると、痔になるって本当だったざんす、終わり。