日常。

やっとマシになったざんす、ひょうそ。(涙)
実は直りかけのときに服薬を勝手にやめた挙句土いじりをしたもんだから、ひどいことになって、パソコンも打てないくらいで
人生史上初の一大事に思えたわ、一回切開して膿を出した。年をとると指先は大事にしよう。
夏の終わりの乾燥は年寄りに危険、ババアは手先も乾いている、とほほ。
それはともかく、院試を終え、合格も果たし、気が抜けた下のお嬢が先日しみじみと、
「大学で勉強して、このたび院試の勉強もしてわかったんだけど、私は「数学」の人だった、「物理」ではなく」
と意味不明の事を言い出して、さて、何のことやら。
院の試験で、できたと思えたのは数学だけだったそうで、
「なんとなくみんなそんな気がする」と、物理が出来る人は少数派であるがごとくの発言で、どちらもさっぱりな私は、ハテ。
数学と物理はかぶる部分が多いとマイダーリンはいっていたが、
マイダーリンの知らない高等な範疇になるとやはり二つは明確に違うようで、それがわかる世界へと娘は到達したよう。
来年から旧帝国大学工学部の院生となる。相変わらず見た目は美術系専門学校生なんだけど。
娘が進学するまで知らなかったが、日本の工学部の歴史は「軍」と切っても切れない関係にあって、
工業の歴史は武器開発の歴史でもあるよう、娘曰く「壊すだけの物を作るのは簡単」だそうで、
そういう悲しい歴史への反省は今の工学部生への教育にも生きて、感心する。
下手な文系よりよほど平和への誓いがその教えにちりばめられて「はてさ」と呼ばれる皆様方が理系であるのになぜか納得。
「壊すより作るほうが大変」の反省が工業系にはあるようだ。
うちの娘の専門は実はごりごりの重工業系なのでマッチョな分野、ここは本当に女の子が少ない、というかいない。
そこで「謎の妖精さん」のような容姿をしたお嬢がどこまでやれるのか、マッチョな分野は体力勝負よ、、
日本の工学部で強い、と言うか偏差値の高いところは大体昔大きな軍港があったり、師団が存在したところだったりするので、
そうじゃない、新しいところの工学部は比較的入学しやすい気がする。
と言っても、やはり国立大学工学部はどこもそこそこの点数をとらなければ入れないところが多いので、
進学先に選ぶなら、やはり高校進学からめどをつけるべきなのかなあ、、などと東京の高校事情を知らない人間が書いてみる。
微妙な私信として、私の知っている工学部のことをしばらく書いてみる予定。
それから諸事情により9月いっぱいで、しばらくネット日記の更新はあまりなくなる予定。
己の衰えと、子供たちの動き、もろもろがあってな。