雑談。

下のお嬢様は長い長い試験期間に入ったとかで自炊を放棄している。(涙)
これは私が「ブラックバイト」をやめて欲しいがためにつけた知恵で「工学部」「ブラック部活」「ブラックバイト」の3重苦を抱えて
その上自炊は無理だろう、いっそ家事は洗濯だけにしなさい、自炊をすると作るのに片付け、食べて片付け、と時間がとられる、
食事のすべてを外で済ませれば細かな時間は節約できる、お姉ちゃんには試験期間中そうしなさいと言ったよ、と提案したのが運のつき。
朝は適当、昼はガッツり学食で食べだめて、夜はコンビニご飯、の「まるでだめ女」をやっているのよ。
「バイトは間引く」の選択肢はなかったのね、とほほ。幸か不幸か、その「ブラックバイト」のおかげで金回りは悪くないのよね。
うっすらわかってきたわ、たぶん下の子はこの先一生お金に苦労しない。
なんだかんだでいつもこの子は「もってる」、忙しすぎて食費くらいにしか使わないしね。
どうやら人間と言うのは忙しすぎると「味覚」をなくすようで、下の娘の話を聞くと食事をして「美味しい」と感じることすらも何かに集中している際は「邪魔」になるよう。
それもあって食事は「燃料補給」でいいらしい。やりたいことがありすぎる人間はそうなるのかもなあ。
最近、西原理恵子大先生の「ダーリンは70歳」を読んで、何故か「高須先生は偉いなあ」などと永遠に縁のない美容形成外科医を尊敬するにいたって、
その高須先生がどうやら「馬鹿舌」、あれだけ「美食」の機会に恵まれながら「美食」にあまり興味がないよう。
以前、銀座の超高級すしを職人さんの目の前で茶漬けにして一気に掻きこんだ、と西原さんが描いて、そのエピソードが今回も紹介されているので、どうやら真実。
「うまい!」とはいうものの、高須先生は「食べる」ことにほとんど執着がない。味覚は二の次、三の次なのよね。
考えてみれば、私の兄弟、ダーリンも食事にあまり興味のある人ではない。
忙しすぎると「味覚」は集中をそぐ邪魔者となるのか、それとも働きすぎで味覚がだめになってるのか、
うちのお嬢様はピークを過ぎると無事「美食」の余裕も出るようなので、そのときに冬眠に入る熊並みにたべだめさせるようにしましょうかね。
お嬢様はあまり集中すると食べることを忘れる人間で、まだ今は私がうるさく言うので食べることはやってくれているので
もうそれ以上を望むことはやめましょう。
「仕事が出来る」人間は平気で食事をそぐ、と言うお話。兄弟もダーリンも娘も幸か不幸か大変「出来る」人ではあるのよ。
でもそのため「命」をそいでいる気がするわ、、、(涙)