朝日新聞メモ。

いまさら言っても仕方がないが、どうも朝日新聞の女性記者の記事は妙につっこみどころが多くて困る。
以前は、アラレちゃん眼鏡をかけた女性記者が担当していたコラムで、
やはり眼鏡をかけた北条かや女史を思わせる風貌の秋山訓子編集委員が「政治家の世襲、2世のはくゲタ 担う葛藤」と題して
小泉進次郎氏、福田達夫氏を取り上げているのだが、
3代目議員である福田達夫氏いわく「祖父にはいい顔をしている人が、東京の孫の僕には手のひらを返したような態度をとる」と、
いや、孫のあなたにまで支援者はぺこぺこしないといけないものですかね?と「これだから世襲議員は」といいたくなる感覚で、
それをもってして「世襲議員も苦労してるんです!」って、朝日新聞の記者は、つくづく馬鹿なんじゃないか、
と言うか、秋山女史、あんたも祖父の代から同じ職業か、と、ツッコミを入れたくなる。
この感覚のおかしさに気がつかないって、ジャーナリストとして変ですよ?
「じいちゃんが偉くても、自分は違う、自分に頭を下げないのは、自分はえらくないから」と言うのが、正しいあり方なんだが、
全体に「世襲議員もかわいそうなんです!」なんて論調であるにもかかわらず、
「ジジイに頭を下げるんなら、孫のオレに頭を下げるのは当たり前」の感覚をこうも露わにしてしまっては、
このコラムは、大失敗でしかない。
以前からこの秋山訓子氏の記事は、つっこみどころが多いような気がしているので、
顔出しの際にめがねをかける「女史」風の記者は信用してはならない、なんてジンクスを持ちそうだ。
女性記者のおかしな記事といえば、現在連載中の「家族って」もまた、女性記者が担当しているようで
これもまた「親子の絆がぁー!」といいつつ、なぜか取り上げられている全ての事例が「母親と娘」だったりして、
それも常に母親が毒親として描かれている。
かねがね不思議なのは、「父親と息子」の毒親バージョンを私は現実世界で多く目にしているが、なぜか取り上げられない。
「父親と息子」のほうが社会的にはかなり深刻な事例に思われるが、
ほとんど取り上げられないのは、朝日の読者層が「毒親」世代の父親たちだからか。
ジジイに媚び媚び記事さえかけるんだったら、朝日新聞に入社できるのか、ほっほー、と思いっきりいやみも言いたくなる。
「過剰な期待、応えられずに罪悪感」「価値観押し付け、云々」と、
たいていの「毒母、娘」ものって、要は、石原慎太郎が持つ感覚と同じ、
「子供を産んだようなババアは用なし、早く死ね」なのだよね。
「年をとった女はみんな化け物になる」と言うのをわざわざ極端な例である「毒親」に置き換えているだけで、
しかも、記事の内容は、年寄りが半ボケでやりそうなことばかり、これをもって「親子の絆ー!」といわれても、
どこからこんな阿呆な娘、見つけてきましたかね?と聞きたい。
85のばあさんが半ボケでやることに振り回されるって、まあ、娘も更年期障害だな、婦人科外来にでも行きなさい、
と私は言うんだが、朝日新聞女性記者様は、非常に繊細なので、いちいちそういうものに「親子の絆」を持ち出す。
大人になりきれない中高年の深刻さには向き合いたいものだが、まず、朝日新聞の女性記者の異常さをどうにかしたい。
こういう人を矯正するのは、何が有効なんだろうかね?男性記者の記事でここまでひどいのはあまり見かけないのがなんとも。
今回の記事の担当記者は「藤田さつき」、このシリーズは担当が全員、女性記者のようだ。
朝日新聞の女性記者品質は、以前から思っているが、かなり低い。どうにかして欲しいと心から願う。