ネット雑記。

「クソ物件オブザイヤー」を見てニヤニヤしてしまった。
たしかに、よくまあこんなの作ったな、物件は山のようにある。
私が今まで見てあきれた物件は、さほど広くもないフツーのワンルームの壁が一枚ガラスだったところだ。
何でこんなの見せるかね?とそこから娘と二人で歩いて帰ったわ、不動産屋、置き去り。
若い男が無駄にたむろっている不動産屋には鉄板で「入ってはいけない」と人に教えている。
この手の業者は、大学入試が始まる秋ごろから急に大学近くに出来たりして、
「本業はなんだよっ!」と聞きたくなる連中、多数。
不動産屋は、中年男性、女性、若い男性、女性と店員の年代がバラけているところをすすめる。
そういうところは「大手」ではなくても良心的だ。
都会の物件は見ているぶんには面白いところがあって、時々見入ってしまうことがある。
特に知っている土地で、ハテ、こんなところあったかな?と機会があったとき気をつけてみるようにすると、
「これかー!」があったりして、何故、こんなに賃貸物件は笑えるものが多いのか、
おそらくは笑えない「大人な事情」があるんだろうが、
よくぞこんなのを借りると侮ったな、お前ら見る目ないよ、脅して借りる玉と見て取ったなら、甘いわ、
と、わたしはいわゆる「オラオラ営業」でどうにかなる人間ではないということをそれをやる人間に教えてやるのも腹立たしい。
「オラオラ営業」で借りる人っているのですかね?いるんでしょうな、特に若い女の子とかは。
娘たちが結婚するまで物件探しには必ず付き合おうと思っている。ババア力を発揮するいい機会だしね。
無駄に経験をつんだんで、最近は物件探しで失敗したことがない。やってるとコツがつかめてくる。交渉術も。
ま、なんだかんだで、後ろにいるマイダーリンのお力が強いんでしょうが。
都内に住む私の兄弟は、今のマンションも某財閥系不動産屋から買って、
不動産といえば財閥系以外信用してはいけない、と無茶振りを押し付けてきたが、
私がこつこつ積み上げた不動産探しノウハウを教えて、ようやく「町の不動産屋」のよさに目覚めつつある。
兄弟いわく、某所の大地主が余技でやっている不動産屋があって、ここが実に良心的で、と感動している。
ものすごく儲ける必要があまりない人が時々いるのだよね。フツーと実直を兼ね備えている人間は都会にもたまにいるわ。
話は変わるが、最近出た「大家さんと僕」と言う漫画エッセイ(?)本がわりと良かった。
私はこの矢部太郎と言うお笑い芸人さんを知らないので、
お笑いより、こちらの世界で生きていったほうがいいんじゃないか、と思った。絵本作家の息子さんだそうです。終わり。