不動産雑記。

最近、はてなで千以上のブクマを集めるものはどうも何か裏がありそうで怪しい。紙媒体への前哨戦か、と疑っちゃうなあ。
それはともかく、今回のネタは不動産だったので、思ったことなど。
娘の部屋探しの時に都内在住の兄弟に相談したところ、兄弟いわく「都内で仕事をするなら都内で住め」で、
「通勤は30分以内」がまともに仕事をするための鉄則なんだそう、それ以上になると「仕事はできない!」と、厳しい。
でも仕事を始めて娘が言うのに「ここにして本当に良かった、これ以上の通勤時間だと心が折れる」と、
まともに仕事に取り掛かるのに必要ないわゆる「ライフハック」をさずけてもらったわ、ありがとう、兄弟よ。
とは言うものの、今の家賃はほぼマンションのローン価格以上で兄弟からはいっそ中古マンションを買ってみては、と勧められてはいる。
ただ、男の子ならともかく、女の子なので、下手をすればお荷物となりかねない不動産は買えるものではない、やはり都内の事情にそれほど詳しくないしね。
私が娘に聞いて一番感心したのが、子供が大学に入るまで都心の賃貸に暮らした人たちの判断で、そのご家庭はご夫婦とも首都圏出身者ではないのだよね、
どちらから首都圏出身者なら、多分話が少し変わる気がする、早めに都心部にマンションか家を買ったかもしれない。
でも、都会の事情が分かっているわけでもなく時間があるわけでもない、不動産は時間をかけて選ぶべきもので、無理して人と合わせて買う必要はない。
地方出身者であるにも関わらず(?)とても聡明な判断を下したのだな、私にそれができたかな、と尊敬しきり、
子供が大学に入ってから買った家というのは、新築もあれば中古物件を一括で買ったもあり、かなりこれからのライフスタイルに合わせてじっくり考えて購入した模様。
都心を離れるのも、おそらくは固定資産税が高いためじゃないか、便利なところになればなるほど、税金、ハンパない。(涙)
東京でなら「賃貸派」というのは納得の選択なのだよね、状況に合わせて「引越し」もできるし。
更新料、その他、を考えても、少しでも職場に近い所に住むは大きなメリットだ、
毎日の通勤往復2時間弱なんて、週にして10時間、月にすればまる二日以上の時間のロスとなる、お金以上に時間は有限なのよね。
東京の暮らし方の選択肢の広さは何を選ぶかでどんな人生を選択するか、も関わってくる気がする、不動産問題は人生問題よ。
話は変わるが、先日兄弟が話していたのに、職場で個人面談をした折に30代で独身でかなり高給であるにも関わらず、
「年収が低い」と文句を言った人間は、なぜか都心にLDKマンションを借り、車を所有しているそう。
高給であるがゆえに激務で部屋はほぼ寝るだけ、車なんか乗る暇はないだろう、と思うのに、何故か「ステイタス」にこだわって無駄な出費を重ねている。
「この先、仕事で何かあったらやめてもらうかもしれない人リストに入った」とは、生活で何を選んでいるか、で人は判断されるのだな、
と驚いた。会社、怖い。