連休、トホホ話。

はてなの話題には相変わらず「女、憎い!俺、かわいそう!!」な話題があるものの

この度、またもや高学歴20代半ば女子の悲惨なお見合い話を聞いて涙。

地元では知らない人のいない名家出身で立派なご両親、ご親族、ご兄弟、

ご本人も名門大卒後、それなりに名前の通った企業に勤務していて

二人のご兄弟が結婚したのでそろそろあなたもどうかしら?と

ご両親がつてで探したお見合い相手が「39歳」のやはり都心の名家出身の男性で

そこそこの学歴、職業の方ではあったものの、40をめどに現在の仕事を辞めて

好きなことをしたい、でもその前に結婚して子供が欲しい、と

「何を言っているか、わからない」状態で、

「それについていく20代半ば女子ははたしてこの世に存在するのであろうか?」と

お嬢様は相手の年齢を考えて速攻でお断りしたものの、

「まだ20代半ばなのにそんな人しかお見合い相手がいない!」との現実に

おばはん、改めてガクブル。お嬢様は東京でスカウトされるぐらいの美人さんなのに。

その「ギリ・30代」男性はあまりに名家のお育ちすぎて、

自分が好き勝手するのは天から与えられた権利だと信じているらしく、

子どもはこの素晴らしいぼくちんの遺伝子を残すために

何が何でも存在しなければならない、でも育てる気はさらさらない、

何だったら、育てるためのリソース(=金)も出したくない、

でもこのすんばらしいぼくちんのお子様を育てる名誉にあずかれるんだから

当然、田舎の親兄弟が金を出して育てるべきだよね、のような、

それで20代半ば女子と結婚できると信じている!

この東京ならではの「都心でそれなりに有名なご一族出身」のお坊ちゃまの

無邪気さときたら神々しくてめまいがする、

上の娘の最もハイクラスな大学時代のご学友が学生時代から

御曹司とのお見合いを山ほどセットされてもなかなか結婚しない、したくない、

その理由がしみじみわかったような、なんだ、この狂った感性は、と

ど田舎底辺おばはんはあきれ果てて腰を抜かしたのでした。

このかわいいお嬢様もまた職場が女性ばかり、

またご結婚された同じ都内に住むお兄様の周囲もまともそうな人間は全員既婚者、

なんとまあ、おとなしめの女性の結婚のしにくさよ、と涙する。

「とりあえず今は一人でまったりする」という賢い女子のご意見に

そんな阿呆の子供を産むよりは幸せになれそうと首がもげるほどうなずいたのでした。

都内で男が余ってる!って言ってもろくでなしが山ほど余ってるんじゃないか、説を

おばはんは支持するのであった。

おとなしめで賢い女の子のこれからに幸あれ。おわり。