日常。

朝日新聞に部活動のことが載って悪い面ばかりが今は強調されているけれど、良い面も見てほしいの声もあったりして、
公立校の部活動つぶしの一環じゃないか、というくらい部活動を叩いているものね。
もう何年も、進学率で人を集められない私立校が今度は運動能力の高い子供を集めようと躍起になってるのは見ているので、
公立校から体育能力の高い子供たちまで奪い去ろうとするか、
本当に安倍政権と言うのは、公立教育を潰そうとしている、って感じ。
そんなにお金がなくても能力の高い子供たちが憎いですかね?
国立大学での様々な制度改革で本来の方式では入ってこられないような学生がちらほら存在して、
特殊な能力が本当に高い子はついていけても、そうではない、単なる「情報戦」だけに勝って入った子はついていけなくて弾かれる、
でもそういう子供をあいまいなまま、外に出して親のコネでそこそこポジションにつけたら、
能力不足のゆがみはいつか必ずどこかで出る、と、安倍総理の奥様を見ているとしみじみ思うなあ。
部活動の話に戻せば、外野が騒ぐのはやめて欲しいと所属者は思っていたりして、
わが子の大学部活で言えば、悪しき習慣が多いのは認めるけれど、
それを変えていけるのは内部にいる人間だけだ、と、わが子の代はがんばっている。
大学部活では「留年したものがえらい!」な無茶な価値観があって、「2留・3留当たり前」が幅を利かせているけれど、
それではだめだ、続けられない人間が山ほど出てくる、
とわが子と同じ工学部生である部活の長が、自分たちは何があっても留年しない、部活も勉強もバイトもがんばろう!と、
部長はかろうじて留年せずにすんでいるし、わが子は部活動をしながらでも「奇跡のフル単」、
この実績があれば、改革は可能だと、少しづつ、次世代が続けられる仕組みを考えている。
ま、二人とも、ふらふらなんだけど。わが子は毎日勉強付けよ。
そこまで無理しなくても、と思いつつ、改革者は身を削るのが常なんだろう。
実績のないものはもの言うことも許されない、が本来のあり方だ。
実績者を差し置いてごまかしばかりを重ねてきた人間ばかりが目立つ社会にはなってほしくないなあ。
部活動改革に関しては「代弁者」は必要がない、というのが中学から大学までずっと部活をやってきた我が子の意見のようだ。
この「正論」に勝てる言葉を私は知らない。