もう六月。

帰ったざんす。
出先で山口某と20代女性の件をネットで読むと、強姦云々以前に、
就職相談に来た若い女性を大手企業に勤める、その女性の父親でもおかしくない年齢の既婚者が
女性をべろべろに酔わせた上ホテルに連れ込みセックスまでするとは
「強姦」が立証できなくても人間性を深刻に疑うレベルではないか。
げろまみれの女性の上に「酔っていたから」で乗っかれる人間は「屑」ですがな、
こんなド外道な鬼畜は余罪が山ほどあるだろう。
なんかもう同世代の大人として本当に恥ずかしい。情けないことこの上ない。こういう「ごみ」は棄てないと。
「ごみ」といえば、先週「ホームランド」を見て「ソックパペット」をはじめて知った。
ソックパペット」とは本来くつしたで作る即席の人形のことで、
転じてネットで山のようなツイッターアカウントを取ってそれぞれに別人格を装わせ、自作自演をする行為を
ソックパペット」というらしい。
これはドラマの中だけのことばかと思ったら、なんと一般的なことばで「自作自演」をアメリカでもするのか!と驚いた。
主に宣伝効果、情報の拡散、を狙ってやっているらしい。
これじゃ、ツイッターが衰退するよな、などと、日本でもどう考えてもおかしいだろ、な
あほなエントリが異常にはてなブクマがつくのを「やらせ」と見てきたが、既に雛形がアメリカであったわけか。
妙に納得してしまった。
一時期「外資系」だの「丸の内」だの「コンサル」だのとえらく華やかな面々がはてなのホットエントリをにぎわせていて、
そのあまりの派手さに「東京カレンダー集団」と私は名づけて見かけても出来るだけ読まないようにしていたが、
業者が作った「ソックパペット」と思えば納得する。
私がこの手の集団を嫌うのは明らかに読ませる人間を馬鹿にしている点で、馬鹿な内容をありがたがる人間を見下すのは当然なんだろう。
私は「読者」への愛がない書き手はつぶれると思っているのでいずれ一掃されるだろうが、それまではうっとうしい。
しかし、ありとあらゆる方法で何事かを仕掛けているのがはてなに混じってるんじゃないか、と、
ホットエントリで紹介される増田を見るとおもう。良質の書き手が見つからなくなったものだな。
乞食は投げ銭をくれる人間を憎悪するか。なんて、
今回出先でネットマーケティングの話を聞く機会があったのでそのうち書き残しておこう。
信頼とはすぐ食い尽くされるものだとあらためて。