あほ新聞ネタ。

購読しているのが朝日新聞なのでそればかりを槍玉に挙げてしまうんだが。
昨日読んだ「子供がほしいの向こう側・流産・死産編」で取り上げられたのが都内に住む54・52のカップル。
そして「子供はいない」云々はどうでもいいが、驚いたのは彼らが結婚したのが37歳と35歳のとき、
しかも不妊治療をはじめたのがその2年後、って、この方々の周囲は「それでは遅い!」と誰も言ってくれなかったかね?
というか、子供がほしいなら、せめて男性はもう少し若い女性と結婚してはいかがか、女性ももう少し早く結婚する気にならなかったか。
記事はいかにもお涙頂戴「夫婦二人でがんばります!」な美談でしめられているが、私はとてもこれに同調できない、
もう少し「まとも」なカップルは見つからなかったかね?
「失った悲しみ 夫婦で認め合えた」は結構だが、どうにも根本のところでかなりの勘違いがあるようで、
私はこういう基本的な部分で間違っているカップルを取り上げて「夫婦二人でいいじゃないか!」とやるのにはまったく賛成できない。
私の知り合いには20代のころから不妊治療を女性だけがして、男性が重い腰をあげてようやく検査したところ無精子症がわかった
カップルを知っていて、大いに同情しているものの、この40前後で結婚したカップル話には「アホか」の感情以外わかない。
こんな馬鹿夫婦の話を大げさに取り上げるな!とさえ言いたい。なぜ朝日新聞はこういうとんちんかんを平気で記事にするかな。
こういうのをまるで子供のいないカップルの代表格であるかのように取り上げるから、世間の誤解が募る。
もっと、早いうちから色々やって苦しんできた人たちはいるだろうに。
でもそういう人たちは朝日新聞の取材なんて喜んで受けないのだよね、「常識」があるから。
新聞にせよ、ネットにせよ、常に取り上げられるのが「最低、最悪パターン」ばかりで、
先日の国立大学の学部で1千万円以上の借金をした馬鹿たれ学生を朝日系列で見たばかりだが、
あれを「奨学金をもらっている学生の代表!」にするって、もう奨学金学生が浪費癖のある馬鹿ばかり、のレッテルを貼るために
やってるんじゃないか、きつい生活をする学生の止めを刺すようなことをやめんかっ!
朝日新聞は医療系の記事を書くのは差し止めたほうがいいんじゃないか、とここ10年ぐらいずっと思っている。
特に何がうれしいのか、不妊系を大喜びでやってる感触があるがどうもそれの説得力が皆無で、
これに「かわいそう!」となる読者はいるのかな。
私は彼らより少し年下であるせいか、彼らのその妙にナルシシズムあふれる
「お互いを理解しようとすることは諦めなかった」なんてのに頭痛がした。
これに感動するのが一般的朝日新聞購読層なのかね。
続くコラムの「生殖心理カウンセラー」(って、こんな肩書き、生まれて初めて知った!)も60歳と還暦。
本当に少子高齢化が進む社会を感じるわ。出産適齢年齢の若干上くらいの人のほうが若い不妊カップルに寄り添えるんじゃないか。
とにかく、朝日新聞の医療記事は変なのが多い、というのをあらためて。いやはや。