子供の貧困問題について。

駒崎某氏は今度選挙に出るのか、それとももう議員さんなのか、微妙に聞いたような人なんだけど。
昨日「ランドセルの最低ラインは3万円!」と書いてあって、それは私の地区では最高ランクのランドセル値段だわ、、(涙)
この方は百貨店にしか行かない人なのかな?庶民派ショッピングセンターでは1万円前後のランドセルはよくあるし、
かつて早めに学習机を予約すればランドセルがついてくる、なんてのもあったわ。
それでも学習机を用意できない家はあるし、1万円しないランドセルが買えなさそうなご家庭も確かに存在する。
ただ、このたびぶち上げている人がどうにも怪しくて、経歴を見ると定時の勤務をした経験がなさそうなんだな。
中学から私立育ちで、なんと慶応SFCって、何のために行くの?学部じゃなかったかな。
自営業のご子弟であまり出来のよくない方々が「慶応」の名前だけもらいに行くところだっけ。
「ビリギャル」が入ったところがここだったので、私はやはり子供はちゃんと勉強はさせないといけないと思った。
この人は紅白の司会、「嵐」の相葉ちゃんにも噛み付いたようで、はて、そんなシーン、あったっけ、
昨日NHKのBSを見ていたら、吉田沙保里さんが「花嫁修業中」みたいな番組に出てたんで、
相葉ちゃんのその「フリ」は「バンセン」だったんじゃないか、
確かに失礼な話ではあるが、スマップの解散騒動のこともあって、今、ジャニーズは叩き時でその機会を狙ったんじゃないか、
某氏は口当たりのいい言葉を並べているけれど、信用に値するかどうか、
この手の話は言い出した人「だけ」が「メシうまー!」のポジションにつきました、でおちがつくのをみてきたので、
もろ手を挙げて賛成も出来ないなあ。湯浅誠さんは大学の先生になっているしな。それが悪いとは言わないが。
人を動かしたいとき「子供が!」「貧困が!」「学歴社会が!」と必ずやるのはどうにも承服しがたい。
今の子供の貧困は、「子供を自由にのびのびと!」で放置されてきた子供の成れの果てがなにも教えられないまま子供を持って、
親が既に社会の犠牲者の子供の成れの果てであるのが問題なんだけど、それは連綿と続く歴史でもあるのだよなあ。
私は「子供の貧困がぁー!」と漠然とした命題にするのではなく、
もうちょっと具体的に家に金がなかったら、高校は手に職をつける系に進め!くらいのことをもっとはっきり言うべきだと思うが、
それを言うと「貧乏人の子は大学に行ってはいけないのか!」と言い出されるので、困るのだよね。
先日、お笑い芸人か、と言うほどボケをかましていた上西議員だが、彼女の言うことも半分くらいは一理あったりして、
でもそれを「お前が言うか?」なのでほぼ支持されない。
このたびの駒崎氏もそういう感触があるので、私は支持保留。
私は「金持ちの子は頭が悪くても大学に行くべきなのか」を問題にしてもいいころだと思うが、それを言い出す人はいないね。
教育にかける時間が過剰すぎる問題点をそろそろ指摘する人間が出るべきなんだが、
いつでも「子供、かわいそう!」しか言わないのは、たぶん子供の貧困を解決するより、自身が恵まれることを優先したいがためじゃないか、
子供の貧困がなくなるのは困るのよ、ある程度恵まれた人間がそれ以上に恵まれるための「ネタ」として「ないと困る」から。
私は高卒で能力の高い子が、使い潰されがちなことを問題にしたい。
真面目にやってると、その上にいるさほど優秀でもないただ大学を出ただけの人間に使い潰されることがあるのでな。
医療系技術職だと、辞めてもすぐ次の仕事があるんで、お徳よ。
底辺中学の先生がそういうのを教えないといけないのに、なぜかそれをすると「平等精神に反する!」となるようで、
それは言葉の上では確かにそうだが、現実的ではないな。
娘の同級生でかなり困ったご家庭に生まれたものの、とても優秀だった子供に先生がひそかに学費も安く、寮もある「高専」をすすめて
その子は中学卒業と同時に家を出て、自分の兄弟にもその道を勧めた。
就職先にも恵まれ、親元に帰らずに済んでいるので幸せでいるようだ。
優秀な先生がこれをひそかにしないといけない世の中をどうにかして欲しいと思う。