日常。

昨日、某所の待合室で「ヴェリィ」の何月号かを見たらなんと古市君が「社会学のなんとか」なる連載をして、
しかも今話題の「アッキー」と一緒に山口県へ行くなどという、はてなの古市ファンが聞いたら吹き上がりそうなお話を読み、
また内容が「日本、○ね」が本当に駒崎某氏の「やらせ」かどうか、をその場で「アッキー」が電話をかけて確かめた、なんて、
なんとファンを喜ばせそうなことをなにげにしているんだ、すごいな、こいつら、と感心したのでした。
またそれを載せる「ヴェリィ」という雑誌もかっとんでいる。
数年前、この日記にも書いたと思うんだが、あれだけ日本中を騒がせた突然の首相辞任劇のことをこの同じ雑誌で、
アッキー氏は実になんでもないようにちゃらっと話していたので、すごい人なのは知っていて、
このたびの大騒動でさもありなん、しかし本当に「天然」でおかしな人なんだろう。
ちなみにアッキー氏は駒崎氏とも面識はまったくないそうで、人との垣根がない人いうべきか。
こういう人たちの「常識」は一般庶民にはまったくそぐわないので、
早めにご夫婦ともども政界から退いて、お友達と仲良くやって欲しいものだ。浮世離れしている人は浮世のことをしてはいけない。
今年は上の娘の高校時代の現役で理系に進んだ同級生たちが院卒で新卒就職をして、上京してきているようだ。
しかし下の娘が現在研究室に入ったものの、理系にもかかわらず「院進」をする人間が減っているようで、
娘曰く「院に進むメリットが感じられない、2年後に就職先があるかどうかわからない」「院に進むお金がない」などと、
3歳違いの上の娘の同級生はどこの大学であれ理系はほぼ全員、大学院まで進んだと言うのに、
日本の経済状況は深刻だと思わざるを得ない。たった3年で、理系の学生ですら意識を変えている。
「学部卒でも開発にいける企業はある」そうで、「私は会社で勉強させてもらう!」の意思を持つ学生もいるようだ。
そんな学生が優秀であるのは間違いないので、ちゃんと育つだろう。
しかも真面目なので、会社で勉強させてもらったらできるだけ会社に貢献もする。
日本の製造業はこういう学生に支えられているのにトップが阿呆だと、本当に情けないことになる。
一方、理系であっても金融に流れる学生も少なからずいるようで、
これは娘曰く、「工学部に入って自分がそれまで数学だけには自信があったのに、
まったく出来なくてわからなくて、つらくなるのはわかる。でも計算とかは大好きだから、会計に進むんだよね」と、
実際、娘も昨年から急に会計の勉強を始めてなぜか聞くと
「工学部数学のわけのわからないのをしていると、はたしてこれは世の中の役に立つのか、
会計の勉強は世間で役に立ってるから、やるのがラク」と、資格も取ってしまっている。
工学部の人間は人によっては会計士の資格をとる人もいたり、なぜか司法試験に受かる人もごくまれにいる。
緻密に勉強するのが得意な人というのはどこの世界にでもいけるようだ。
ただ見たところ理系には「英語の壁!」が存在する。下の娘も「英語の壁!」に苦しむ。
娘は周囲が少なからず学部卒で就職するにもかかわらず、やはり「院進」で、
「私はもう少し大学でこの勉強続けてもいいと思って」と、完全フル単で4年に進級したので、向いてないわけではなさそうだ。
理系も大変。いやはや。