今日は天気がいまいちだったけれど、花見。
ネットにかえると「ノルレボ」市販化賛成者からなぜかIDコールがあったので、その答えを。
中絶手術というのは本来、妊婦が「妊娠継続が困難な状態」として「医療行為」の一部として行われるので
私は「ノルレボ」を保険適用にするのはそれに準じた考えでいいと思います。
ただ、正直な話、今出産するつもりがまったくない人間が避妊を失敗した、そういう個々人の都合を
今パンクしかかっている日本の保険制度を使う必要かあるかどうか、私は疑問です。
子供を産むつもりがないのなら禁欲しろとまでは言わないが、きっちりピルを飲んだらいかがですか?が私の意見。
「ついうっかり、ってあるじゃないですかぁ」ってな甘えはパートナー間でのみ通用することではないかな。
一時期「レイプピル」の名称が使われていた薬は今は「モーニングアフターピル」が一般的なようで、
「つい、うっかり」がどうやら一部では「当たり前」のように考えられているらしい。
決してその薬を飲むことが「女の子の味方」ではない、軽くない副作用もあり、必ずしも絶対に避妊となるわけではない、
そういう薬でしかないのを妙に持ち上げすぎなのは私には胡散臭く思えるし、これを欲しがる人間の品性を疑う。
「ついうっかり」セックスした状況の女性が飲む場合、そういう自体に陥った体には何らかの不安定要素が考えられるだろうし、
まったく副作用が現われないわけではないんじゃないか、安易に「はい、飲んだから安心」にはならんでしょうなあ。
「ノルレボ」賛成派には妙な穴が多いので、私は保険適用もなくていいと思っています。
何が何でも確実に避妊!なら、パートナーのどちらかの「管」を結んでもらいましょうね、これなら「安全。確実」ですな。
「今は欲しくない!」の場合、「いつか」はなかなか来ないものですが、出来たときが産みどき、と考えたほうがいいんじゃないか、
「いつか」のときは「今」より確実に年をとっているので、出産は出来るだけ若い方がいいのは書いておきます。
どこぞの国の新薬を売りまくりたい気持ちはわかるけれど、日本の医療従事者は下手なマーケターよりよほど優秀な人間が多いので、
「じょせいのちいこうじょうのため!」なんてな耳障りのいいことばでだまされることはないんじゃないかな。
なんにしても、慎重すぎても特に困らない分野の薬なので、私は「市販化」は反対のままですな。以上が私の答え。
それから、安易なIDコールは控えて欲しいものだな。