漫画雑記。

数年前、作者がネットで話題になっていたのは知っていたけれど、作品を読むのはこれが初めての「描クえもん」、
読後感が悪い。私はこの作者がネットで何を揉めていたか見なかったのでさっぱり知らなかったが、どうやら版権問題のよう。
この方の作品は「ブラックジャックによろしく」のタイトルだけを知っていて、「海猿」の原作者とは知らなかった。
原作者と漫画家が揉めるのは、「キャンディ・キャンディ」や、一時期「マスター・キートン」も揉めてなかったか。
揉めた漫画家は誰もが才能にあふれた人で故に色々御しがたい部分もあるんだろう。
漫画家ご本人も納得しがたい部分があるんだろう。それにしてもなあ、という感じ。
そのすばらしい才能をこういうことで無駄遣いをするのはどうなんだろうなあ、ひたすら残念な作品。
内容をメモすると、この年代にありがちな「腐った人間ばかりの中で俺だけが清らかでまっすぐ」の世界観。いやはや。
安定の作品は「めしばな刑事タチバナ
美味しく読んで、ホットケーキが食べたくなったが、意外にホットケーキを出す喫茶店が少ない。
調べると我が家の近くは「ワッフル」天国であった。
「ホットケーキ専門店」なる店があるのを娘から聞いているが、はたしておばはんが行っていい店かどうか。年取るって辛い。(涙)
吉田戦車の「まんが親」が完結。
子供が小学1年になるとこの手の育児物は終了になるのが暗黙の了解か、
東村アキ子さん家の「ごっちゃん」も小学1年で終了だったような、その点、サイバラ先生は根性が入っている。
「まんが親」は地味に育児漫画の傑作ではないかと思うんだが、どうなんだろう。
育児漫画でありつつ、ちゃんと吉田戦車漫画でもある。ここ20年ほど読んできた育児漫画のなかで最も面白い。
それから常に同時期に出る「おかゆネコ」、これも私は好きだったが、終わり。ま、おかゆだけでは無理があるな。
そのほか、ぶっ飛び「イノサン」など、私ではなく、マイダーリンが買ってくるので読む漫画は常に年寄り向け。とほほ。