いやはや。

定期的に「ピルの市販化は正義!」説が出るけれど

 先日見たNHKの特集ではカップルがコロナで家に引きこもりがちになって

避妊しないセックスを迫られても断れない女性がいて

男女ともにまず避妊してくれないパートナーはデートレイプかDV野郎だってことを

認識させないと、何度でもピルが必要になるだろうに、と思った。

売る側はそれこそが目的!なのかも知れないが。

相手の身勝手な性欲に振り回される弱者を救うためのピル市販化、って

社会福祉もここまで行き届くか、

私は男性用緊急ピルが何故もっと発達しないか、これが不思議でならない。

いまやDNA検査もあることだし、中出しして「知りません」は通らない。

子供がいやなら自分で一服飲んどけ、が一番正しいやり方じゃないか。

男性用緊急ピルを市販化するならもろ手を挙げて賛成するが、

女性用だけを市販化なんて納得できない。

どう考えても、使う女の子は何度だって使うだろう、

避妊してくれない相手とのセックスを断れないんだしね。

「前もしたじゃん、また飲めばいいじゃん」と言われたら、確実に断れないだろう。

根本的な問題点を放置したまま、安易にその場限りの対応措置を提示しても

むしろそれは社会的悪を温存することにならないか。

男の性欲は絶対!を女性側が暗に容認していると私には見える。

私はあいにく夫であってもしたくないときは断る人間であるので

こういう頭の弱い女の子のためのピル市販化には賛成できない。

男性用経口ピルの実現、すばやい市販化は大いに結構、

何故それを女性医師はもっと強調しないか、

せめて避妊してくれない男とのセックスはデートレイプでDVだ、

ともっと知らしめてほしいものだ。

 いやなものはいや、とそんなにいえないものかね?

「俺のこと、好きじゃないのかよ」と言われたら

「無理させるあんたのことは嫌い」と言い返せる女の子は少ないのか?

若かりしころから現在に至るまで

男性に振り回される女性が親しい存在の中にいないのでなんとも不可思議。

避妊してくれない男はパートナーではない、の認識をもっと普及させたいものだ。