雑談。

米国大統領選がいよいよ明日。
朝日新聞では「変な国アメリカ?」と題して3人の識者(?)の意見が載せられ、私が一番共感したのは東京大学教授の矢口祐人さん、
1966年生まれだから同世代か。
「この大統領選を経たことで、米国社会の分断が加速するとはあまり思いません」と、煽らない系の人だな、
テレビだのネットだのを見ていると両側ともに「煽り」系なのでうんざりする。
まさに「米国」ってかんじ。「印象第一!」の国だしね。
「真実よりはいかに大多数に自分の意見が「正しい」かのように印象付けることが大事」の手法が米国発信で日本にも浸透中。
ま、ろくでなしが政治家になれるのは、日本のほうが若干早い気がするが。
この選挙は「嫌われ者同士の選挙」といわれているようで、と言うか、世界の嫌われ者・米国の選挙なんだから、そんなもんよ、
と、嘯くほどに私も年をとった。どちらがなったとしても、それほど大きな変革はない気がしないでもないな。
日本の大手メディアはクリントンよりで、トランプ支持派を「とにかく怠け者のろくでなし」扱いだが、
その怠け者たちからこれほどの支持を集めるのなら、アメリカの半数は怠け者で出来ている、と言うことになるな。
それが真実であるかどうか、「トランプ派にはろくでなししかいない!」のレッテルは「クリントン派はろくでなしだ!」と言うのと同じなので
どちらを信じるというわけにもいかないな。英国離脱選挙のときも思ったが、日本も偏った意見のほうが大きな声だ。とても公平とは思えない。
お互いが「われこそは正義!」と名乗ってるのはいかにも「米国!」ってかんじ。嫌われるはずよねえ、、、(涙)
既に指摘されているように、クリントン氏が女性でなければここまでおかしな選挙にならなかった気がする。
米国のような国でも「女性嫌悪」としか思えない価値観が根強くあるのだな、銃を携帯する国で、それでも女が嫌い、女が怖い、か。
話が唐突に矮小化するが(といって被害者本人にとっては米国選よりはるかに重要)
昨日ニュースに慶応生(男子)が同じ慶応生の交際相手(女子)を駅のホームから線路に突き落としたとかで、それやったら、死ぬだろ!と思うが、
慶応生で黙っていれば学歴だけで東大生よりももてるような男の子が、何で同級生にそんな暴力をふるえるのか、
やはりどこかで「女性嫌悪」があるのですかねえ、、
この件が大きく報道されているのは、例の集団暴行事件のせいもあるだろうが、一番は電車を遅延させたがあるだろうな、
電車の遅延は大都会ではそれを起こした人間に殺意さえ抱くようだからね。
「女の子に乱暴してはいけません」の言葉が私世代ではまだ有効だったが、今はそうではないのか。
男性が時に暴力的に扱われるように、女性も「平等」にそうあるべきなのか。
どんなに腹が立っても女の子に手をあげてはいけない、的な価値観はないのかね。
米国選挙から離れたな。決まるまで、かなり揉めそう、株価は乱高下。