雑談。

納戸を片付け始めた理由は、書庫からマイダーリンの本があふれ始めたからだが、もうひとつ、ある。
最近、「彼氏いない暦=年齢」だったお嬢様がこの1年でお付き合い申し込み・即プロポーズ、結婚してすぐ妊娠、出産、
それをサポートしたお母様から「いつ、何が起こるかわからないのが高学歴おくて女子の宿命」と聞かされた。
「おくての子は決まると早い」はよく言われる。
基本的に「もてない人生」を歩んでいるので機会があった時、「あとがない!」でさくっと決めるんだろう。
実際、私もそうだし、うっすらと出来つつある「高学歴・おくて女子母の会」のメンバー(?)もそうだったりする。
「あとがないと思って主人が申し込んできたときすぐオーケーした」など、あっけらかんと奥様方は言う。
「もてないのは遺伝」、わかるわぁ、、私もそんな気がする。(涙)
学生時代の私の友達も「彼氏いない暦=年齢」が多くて、そういう子ははじめて付き合った相手とすぐ結婚した。
美人だけど、恋愛経験ゼロの友達が大学卒業間際に言った言葉が印象的で、
「私は結婚相手と恋愛する!」と、なんだかんだで若い女だからろくでもないお誘いはそれなりにあるわけで
でもそんなのを楽しいと思うほど感受性が豊かでもなんでもない「もてない」女たちは
「安全・確実」の「結婚してくれる人を好きになろう!」と決断する。もっとも賢明な選択に思うわ。
たぶん「結婚に向かない」人間がいるように「恋愛に向かない」人間も存在する。
「恋愛に向かない」からといって、「結婚に向かない」わけではないので、
私の仲のいい人たちはみんな家庭生活円満で幸せにやっている。
むしろ、若かりしころ、恋愛沙汰の多かった人間ほど、離婚やら再婚やら、波乱万丈の人生を歩んでいる。
「恋愛上手」が「結婚上手」なわけではないのだよね。
それはともかく、お嬢様の人生が激変したとき、お母様は「用意が行き届かなくて大変だった」と、
私と違ってかなりちゃんとした主婦でいらっしゃる方でさえそうなんだから、私はせめて今から納戸でも片付けましょうかねえ、
そこでなんで「納戸?」だが、ま、おおむねは、書庫からあふれた本を穏便に収めるためなのでな。
人生、確かに何が起こるかわからない。私も結婚してこんなに大量の本に振り回される人生になるとは思わなかった。
納戸の片付けは数日がかり、とほほ。