「おひとりさま出産」 3巻 育児編・感想。

まずは「祝!3巻目」、2巻で無事ご出産されたのは知っていたのでとりあえず、そこかな。
シングルマザー(売れない)漫画家に対する編集者さんの多大なる貢献を感じる。編集者さんが偉いわぁ、、
内容は育児奮闘編で、作者のお母様のお手伝いが光る。
私は実家お母様と大喧嘩して追い返したはるな檸檬さんを思い出してしまった。シングルと正式カップルの違いか、あるいは年齢の違いか。
なんていらんことを考えてしまう。「おひとりさま」もやはり実家母にイラつく場面はあるのだよね、やはりそういうものか、、
それでも猫の手でも借りたい「おひとりさま」は母の力を借りて1ヶ月奮闘するわけで、お母様、偉いわぁ、なんてもうババア世代の私は思うわけよ。
自分の母親の病院通いにつき合う程度でどっと疲れるおばはんの私だからね、大丈夫かしら、私。(涙)
年上の知り合いで、里帰り出産させたお嬢様を無事返したあと、体調を崩す方を知っているのよね、、
皆様「やはり嫁いだ娘だから向こうのおうちから子供ともどもお預かりしている責任が、、」とおっしゃる。
結婚して子供を産んだ娘とは自分の子供であっても自分の子供ではない。(この日本語はあっているのか?)
産んだその子供とともに「お預かり」している、そういう「おもてなし」をしなければいけないことを忘れない誓いをここに!
実の娘の出産は大変、とはそういうことでもあるんだろう、うう、子供を持つってつらい、でも素敵。
それはともかく、前巻でも書いたと思うが子供の父親がクソでクソで、大変申し訳ないがこの男と手を切ってほかを見つけろ!と叫ばずにいられないほど、腹が立つ。
そういうことじゃないか、と思っていたが、借金は人のをかぶった以上の額を自分がギャンブルで作っていたりして、どう感じよく書いたところで、
私はこいつが知り合いの男だったら、即、手を切るようにありとあらゆる手段を講じるね、人間の屑ですよ、この男。
自分の子供を産んだ女性がいるのをいまだ親に話せていない、そこにまず激怒するわ。
親からも自由になれていない人間が、なんで「自由人のふり」してるんだよ。
どう考えても、この男、いずれしれっと自分に有利な結婚をする。
それも「想定内」なのか、作者!と聞きたいが、そこまで考えることはやめてるんだろう、どうしても産みたかったから。
まああくまで「おひとりさま出産」だから、それでいいといえばいいんだが、どのように明るくかっこよく早稲田卒、と書いたところで、
私はこれほどくそな男を知らないわ。
シングルマザーへの好感度すらダダ下がりにさせるクソ男、心優しいマイダーリンが毎回見かけるたびに単行本を買って帰るが、
このままこの男と切れないんだったら、読むのをやめようかとさえ思うわ。何があっても、マイダーリンは買って来るでしょうが。
「僕が買わなかったら」的な感覚をお持ちの心優しい男も、この世の中にはいるのよ、目を覚ませ!シングルマザー漫画家!!
と、感想はそれだけか!なことを書いて終わるのでした。あ、千代田区は高校まで医療費が無料ってのを知りました。役に立つね、この漫画。(棒読み)
特にお勧めでもお勧めしないでもないです。とりあえず、子供のためにいいお父さんを見つけてください、おわり。