先日下の娘と話したとき、「武井咲ちゃんのドラマを一回だけ見たんだけど知ってる？」と聞かれ、「ティファニータイアップドラマね」と言うと、
「なぁるほど、すごくきれいだったわ」
いわく「出てくるものがきれいなのでつい１回だけ見て、あんまり内容が変だから録画予約からははずしたんだけど、ママ世代には人気なの？」
「だって「ティファニー」って、ママたちのブランドでしょ？」
「ティファニー」は「ババア御用達ブランド」だと、私も「なぁるほど」、若い娘はそういう眼でしか見ていないのね、タッキーがどれほど格好良くても意味ないかも。
「武井咲ちゃんは変なドラマにばかり出るねえ」って、お気の毒さに涙。原作は漫画らしい。「ティファニー」がかわいそう過ぎる。
私は「ティファニー」好きだけどね、やはり若い人のブランドじゃないのかな。
質のいいダイアモンドをこの上なく繊細なセッティングで上品に見せる、
ダイアモンドが大きくてもほとんど支えの爪が目立たないようにするあの「ティファニーセッティング」はやはり永遠のように思うなあ。
私は質のいいダイアモンドが若い手に光の粒のように揺らめくあのごく一般的なデザインがすきだし、
細いリングも日本人むけに思うが、ごつい「ハリー」が最近は人気のよう、あれは私の目にはやや「お下劣」に見える。
あちらのほうが「ババアブランド」のようだが、今の若い世代がババアになったとき、ちょうどいいのかね。
でも、「若い」と言うほんの一瞬だけの「ブランド」を際立たせるのは、ババアのごつい手には似合わなくなる「ティファニー」が最高のような、
どんなダイヤでも買える人はいるかもしれないが「若い手」を買える人はいないのよ、最近は美容施術も「手」にまで及んでいるようだが。
朝日新聞では島崎今日子氏がかのドラマを「何でこんなにつまらない漫画を（原作に）選んだかな」とまでぼろくそに書いていた。
なんだか不幸なドラマだわぁ。
娘に今季のドラマでお勧めを聞くのを忘れた。最近、彼女は撮りだめても、見ないで消すことが多いそうで、とほほ。
一方、NHK教育テレビで育った上の娘は相変わらず、「Eテレ」の番組を観ている。昔見ていたテイストって忘れられないのかねぇ、、
