ネット雑記。

高齢者よりは中高年ババアのほうが叩きやすいのかも、と若干思わないでもない記事を読んで、中高年ババア(=中バア)は生き辛い、とあらためて。
「年寄り」として扱われるには可愛げがないし、かといって、絶対に若くはない。
こういうあいまいな存在の「中バア」はどのように扱われるべきか、永遠に謎だなあ。
更年期障害というのはこの存在の不安定さから来るものかも。悲しいわぁ。
かの記事はそれなりの説得力があるものの、はじめから40代・中年ババアが一番面倒、と言う結論ありきで集められたデータのような気も。
ネットで注目を集める手法の一つに、突っ込みどころのある記事をわざと書く、があるので、電子書籍も出されていることだし、頒布活動の一環か。
最近のネットはまことにすさまじい。
さて、「中バア」である私世代は「ばあちゃん」予備軍で、子供が結婚すればじき孫がお世話になることも想定しているにもかかわらず、保育園増設に反対しているかどうか、
このあたりのところは私自身はいずれ娘たちが困ることになるだろうから、ぜひ保育園をいきわたらせていただきたいと願っている。
「私が苦しんだんだから同じことを、、」的な育児論も言いそうな人はいるな、とは思うが、それは私世代が多いかどうか、
おそらくは私世代が一番、「子育て」のことを聴かれる世代なんだろう。
バリバリ仕事をしているような40代男性を集めて「保育園の騒音問題について」「いまどきの若い世代の子育てについて」
と聞く機会があるかどうか、聞かれても答えない場合が多いだろうな、
結局、一番答える世代が子育てが終わって、家にいる機会の多い40代女性、と言うことになる。
答えた挙句に叩かれる、中バアは本当、生き辛いわぁ。
というわけで、あの記事で私がしみじみわかったのは、目障りな中年ババアをネットで叩くのは支持されるべき正義、であった。
ネットは常に心置きなく叩く対象を探している。
ネットの文字を金に換える時代になっても、その点だけはあまり変わらないものだな。