ババアが活動を始める=「ババ活」

ババアがそろそろごそごそしようかね、とネットに戻ると、荻上ちき氏の悲報が。まあ、大澤真幸氏の前例があるけどね。
つか、ちき氏に妻子がいるのに私は驚いた、漠然と「少数者」と思っていたんだけどね。私のそっち系アンテナはあてにならんな。
ホットエントリ群は相変わらず、無料コマーシャルの場となっているようで、
ツイッターで、私が「東京カレンダー軍団」とひそかに名づけている「私が本物のキラキラ女子よ」たちが
不自然なまでにいっせいに「パパ活」の言葉を流行らせようと画策しているのが見られたのではてなで「パパ活女子の末路」なる記事を見て納得した。
いやはや、こういうのは大昔、私が女子大生だった30年前からあるよ、私のときは「愛人クラブ」と呼ばれてたな。
こういうごく少数の一部の話が大きく取り上げられると、一番迷惑するのが大部分の真面目な女子大学生たちで、わかってない人間がすぐ、そういう目で見てくる。
こういうのを拡散しないで欲しいわ、あなたの周りだけじゃないのかな、そういう「女子」がいるのは。
少なくとも、私の娘の周囲にはいない。工学部女子で数が少ないから当たり前か。
なんにしても、金銭感覚がぶっ壊れる以前に別のどこかがぶっ壊れてる女の子の話なんだから、そういうのを一般化するのはどうなのかな。
普通の子は、そういう機会があっても、はまることはないんだよ、それが「フツー」ってことなんだよね、「フツー」を馬鹿にすんな。
それにしても、この手のしたり顔で「憂慮している!」のうんざりスタイルを私はいつまで見続けなければいけないのか。
どうも最近「自己肯定感!」が流行っていて、「自己肯定感さえ手に入れば、幸せになれる!」的布教活動が行われているようだが、
いや、それも「眉唾」なんでな。ババアにはそういうのにも既視感があるわ、私の時代は「本当の自分探し」だったな。
「本当の自分、さえ取り戻せれば!」ってのをやってた若者たちがいたわ。
じゃあ、今いるあんたは誰なんだ!っていう疑問をぐっとこらえる同世代の私。
そういう同世代がどうなったかって?
自己啓発を渡り歩いて、永遠に「理想の自分探し」をやってるわ、今頃は「私は毒親に育てられた!」ってやってるんじゃないかね。
だますほうもだますほうだが、だまされるほうもだまされるほう、のお話で。
ババア、活動開始、で、「ババ活」。気に入ったざんす。