ひさびさ。

弁護士の局部切断事件の判決が気になってネットに戻ってきた来年50のゲスババアはわたくしです。
なんと今見たところ、執行猶予なしで、これはきついなあ、気の毒な話だ(誰が?)と思ったり。
バングラデシュのテロ事件は日本人以外の被害者情報がほとんど日本では紹介されなくて、
BS海外放送も私が見た時点ではイラクテロの扱いが大きくて見損ねた。イタリア人の犠牲者が日本人より多かったような。
日本のニュースははスポーツ系でもそうだが、「日本人がぁー!」しかいわないので、犠牲者のイタリア人は何の仕事をしていたものか、
まあ、私が知ってどうと言う話でもないんだが、なんだかなあ、と。メディアの偏向は、今に始まったことじゃないが。
バングラデシュでは多くの日本人技術者が亡くなられて、技術者予備軍の下の娘が絶句していた。エンジニアにはエンジニアの不可思議な共感があるらしい。
若い女性技術者も犠牲になられて、もう親としては、言葉もない。ただ、涙。
バングラデシュテロの加害者たちは富裕層の子弟らしく、ふと、先日の英国EU離脱の折、離脱派を蔑んだ残留派のことを思い出した。
同じ傲慢を見ている気がしたのだよなあ。
正しいのは残留派なのだろうが、その正しさは実のところ多くの人にとって無意味かもしれない、その可能性を感じることのない無神経さ、
恵まれているのは当たり前、かすかにでも利益を損ねられることが我慢できない、十分すぎるほど恵まれていても、まだ足りない、
多くの人間の人生を奪っても当然と信じ込めるほど、傲慢、恵まれるってなんだろう?と考えることが多いわ。
また「エリートの条件」も。
私は「エリート」とは、恕すことが出来る人間ではないか、と考える。
譲ることが出来る、憐れみを忘れることが出来ない、それが知性だと思っているが、さて。
恵まれた「餓鬼」が増えたように思う。これがグローバリゼーションか。
高い能力は、自分を快適にするためだけにつかうものではないと思うなあ。ま、ゲスネタを探してネットに戻るババアが書くことではないが。
病院のこととか、色々、もう少し落ち着いたら書くざんす。とりあえず、終わり。