人生メモ。

奥様会にてどっと疲れる話を聞いたので、メモ。
息子になんの断りもなくいきなり入籍された某奥様がいて、相手を調べたところ余り芳しくない方であるので
もう息子ともども嫁の存在をあきらめているのだけれど、息子が女遊びをするたび、きんきん声で電話がかかってくる。
「何を勘違いして私に電話してくるのか、さっぱりわからない」
息子の浮気を母親が止められるわけがない、そもそも、あんたとの結婚だって私が止められたわけではないでしょう、
大体、息子がどんなに浮気をしようとも、別れる気などさらさらないのに、なぜ、いちいちこちらに連絡を取ってくるのか、
「悪いけど、あなたは息子の妻かもしれないけれど、私の娘ではないので」といってやろうかと思っているとのお話で、
つまりは、この先も全然親しくなる気のない「嫁」にいちいち「お母様、○○さんが」とやられても、腹が立つ一方、
「私は彼の妻なの!」とやるのは相手の女に対してでしょう、なんで、何の関係もない私を巻き込もうとするのか、
その魂胆はみえみえでとにかく「○○家の嫁」として認めてもらいたい、あちこち「嫁」としてつれまわして欲しい、らしいが、
奥様は上京することがあっても、決して息子の嫁に会うことはない。
上京は趣味の会やら少々仕事やら、諸々用事があるからしているのであって、
さほど会ってメリットのあるわけではない、息子の嫁に時間を割いても、楽しくもなんともない。
特に干渉しないんだから、そちらもこちらに干渉しないように、どのように息子に言っておくべきか、
「絶対別れてくれない女なんだからあんたもそのつもりでいなさいよ」とでもいうべきか、というようなことを
私の隣の席の奥様に延々と話していたのでした。
若くてお金がある男は浮気はいわば「デフォ」なのか、とどっと疲れたのでした。
夫がどれほど浮気したとしても、都心部に家があって不労所得があると、女は絶対別れないものらしい。
まだ子供がいないようなので、よかったような、これから子供が出来たらどうするのか、
でも、奥様は何もするつもりがないらしいので、ある意味立派だとも思ったのでした。終わり。