今年は。

忙しかった。
「西へ東へ」に「南へ」が加わって、いやはや。ババアには移動の時間がつーらーいー、、(涙)
石田ゆり子と同世代であってもババアはババア。
行きつけの化粧品屋の美容員に「お若く見えますぅー」と言われてもその言葉自体がもうババアの称号よ。
今年は後期高齢者である親世代が体調を崩して、現在2名、入院中。
自分の世代もそろそろ持病を持ったりして年は順調にとっておりますな。
それよりも辛いのが子供世代が不調になること。
あまりの激務にとうとう体と心を壊した親戚の子がいて、涙。
世の中、「出来る!」人間を壊れるまで働かせる、「壊れた」ではなく「壊した」だよね、と詰め寄りたくなる。
うちの娘たちもその予備軍で、院生の娘にしろ、社会人の娘にしろ、「断る」がなかなか出来ない。
「出来るからやってしまう」のでは困る。
帰省したとき、懇々と説教予定。
「あなたがいなくても会社も大学も替えがいる」と、根をつめて時々助けを求めてくる娘たちに言い聞かせねば。
とは言うものの、私も確かにやってしまっているよな、でも私は手を抜いているわよ、ぶつぶつ。
女の子は何処かしら、「人に嫌われたくない」気持ちを持っているので、それが仕事に向かう体制にも出る。
男の子より多くの仕事を引き受けてしまうのだよな、それでも馬鹿男どもは「女のくせに」と言いたがる。
あと、他人を利用するのにためらいのない女が優しい声でフリーライドする、
この手の人間はわかりやすくないから困るのだよな。
私の唯一無二の得意技はこの手の女をいち早く見つけて遠ざけるよう画策すること。
この才能をうちの娘たちは受け継がなかったのよね、それはたぶん、うちの娘たちが「出来る!」人間だから。
私は自分が出来ない人間なのでそれがばれないようにするので手一杯、
私と同じく出来ない人間のくせに、それがばれないように他人の手柄をかすめる女が許せないのよ、
人間が小さいのでな。
他人を利用することを考えたことがない人間は、この手の人間が見抜けない。
私は出来るなら利用したい人間なので大変よくわかる。利用できないのは、頭が悪いからだよ!(涙)
はー、こんな心の黒い母親から、童話のお姫様のように人を疑わない娘たちが生まれた不思議。
まあ、世の中、そんなもんです。とほほ。