日常。

数年前から読んでいる育児日記のお子さんが海外研修に出られるようで、テロを心配されている。
もうそんなに大きく!もあるが、わが子の海外研修も鳥インフルだったか、新型何とかだったか、とにかく感染病パニック時期にあったな、
なんと常に人間は騒いでいることよ、、、などと天上人的なことを書いてみる。私も相変わらず底辺であがいておりますが。
そして今年、下の子が某アジアに研修に出るんだったわ、もう大学生になると何がなにやら。(涙)
大学派遣なのでその研修もあったりするよう。最近の学生は忙しいのぉ。インターンシップも「アクセプト」となったようで。
しかし、私の若いころに比べると世界もテロも身近な気がするわ、それとも私の若いころが特別平和だったのか。
最近、お年寄りと過ごす時間が増えて、戦争時代に青春を送らざるを得なかった不幸を私は「親」としての目で見ている。
育ち盛りの子供に食べさせるものがなかった親の気持ち、そして育ち盛りの子供の癒しがたい飢え、
それを思うと、「年寄りが若い世代を食い尽くす!」の意見には賛同できなくなるな。
彼らの若かりしころの不幸は取り戻しようがない。一番食べたい時期に食べるものがないというのはつらいよ。
テロに巻き込まれる危険があっても海外で学べる、とりあえず、食べるものには困らない。
そういう当たり前のありがたさがどの程度、今の子供に理解できるか、まあ、私もこの年になってじわじわわかる程度だしな。
若いころの不幸はやはり大きい、それを思うと爆走老人、怒れる老人を少々はやさしく扱おうと思うのでした。
しかし、高齢になってほぼボケも入ってものすごく怒りっぽくなる男性はなぜそうなるのか、知りたい今日この頃。
ものすごくしょうもないことに怒り狂っている。車の運転も異様に乱暴だしな。
加齢現象以上にそれまでの人生に問題があるような。しみじみ人生を歩もう。