行方不明の子供が見つかって本当によかった、と思うと同時に、やはり私は親を気の毒に思うのだよなあ。
山の中で置き去りはさすがにやりすぎとは思うが、遊びに行った先で車や人に石を投げるといういたずら（にしては結構悪い）をして
親もよほど切れたんだろう、まさかそのまま歩いていってしまうとは思わない、でも、この男の子は歩いていってしまう子だったんだなあ、
この子を育てるのはかなり大変じゃないかな。
決して悪い子ではないけれど、ほかの子よりも元気が有り余っているというか、親だけでは手があまるというか、
育てるのにかなり気を使わないといけない子のような。
でも、たぶん、手をかけたぶんだけ、とてもいい子、優秀な子供に育つ可能性は大いに秘めているので、無理に型にはめることはないんじゃないか、
でも親は心配して型どおりになって欲しいと願うのだよね、、これも気持ちとしてはよくわかる。
この件を契機によりよい方法がご家族に見つかるのを心から望む。
子供の発見速報はなんと海外メディアでも取り上げられたようで、ほかにニュースはないのか？と心配になる。
日本の「しつけ」に注目が集まっているようだが、ほんの数十年前までは学校の悪たれを「棒」でたたくのが「当たり前」だったアングロサクソンたちに
がたがた言われたくはないね、今でもその棒でたたかれた世代が現役でその「しつけ」を正当化してたりするんで、私としては特に感想はない。
学校で「ムチ」を使うのが当たり前だった時代がそんなに昔ではない国の人に文句を言われてもねえ、、
お父さんが槍玉に上がって、全国区で晒されて本当にお気の毒。
つい、やっちまったことが大事になることはたまにあるけれど、ここまでの大事にするべきだったかどうか。
何でここまで大きく取り上げられたか、やはり、消費増税延期への火消しですかねえ。
それにしても自衛隊員も驚いただろうな、いるとは思われない場所で子供を見つけて、「座敷わらしか！」と一瞬思ったりして。
ま、見つかって本当によかった。
この子の大冒険は、おそらくは子供には数年で「そんなこともあったっけ？」と忘れることかもしれないが、親には一生忘れられないものになるだろう。
いや、本当にお気の毒。もっと昔で、規模が小さかったら、親子ともども集落の人にこっぴどくしかられる程度だっただろうな。
そして笑い話となる。見つかってよかった、めでたし、めでたし、で終わりにして欲しいなあ。
