雑談。

昨日は「がっかり慶応」の感想を書いたが、今朝は「がっかり早稲田」がホットエントリに。
何でネットはこういう「残念学歴」の人間が幅を利かせますかね、結局、ネットがそういう場、といえばそのとおりか。
ま、見方を変えれば、親が買ってくれた「学歴」を一生大事にして、ことあるたびにひけらかす「親孝行もの」かもしれない。
以前、ふと下の娘に、ネットには卒業して何年も経つのに、自分の大学の名前を書きたがる人がいる、の話をしたら、
「卒業して何年経っても、それしか誇ることが出来ない人だからなんじゃないの?気の毒な人なんだよ」とさらっと言われた。
なるほど。なかなか説得力のある意見だった。たぶん、上の娘も同じようなことを言うだろう。子供に教えられる。
さて、いまどきさわやかなほどまっすぐ人前で「結婚したいです」という長友君を見ている。早めに結婚して欲しいものだ。
結婚といえば、女性のための結婚にいたるまでのテクニックは大昔から注目される話題だが、そのテクニックは有効なのかどうか、
私が現役の未婚女性であったころから疑問で仕方がない。テクニックを弄して結婚にいたった人をあまり知らないからなあ。
いつまでもずるずるする男をきちっと切って、さっと結婚してくれる人と幸せになった人は知っているけれど、それが私の知る唯一のテクニックか。
する人はさっとするし、しない人はどれほどの技術力を発揮しようが、しない。私の中にはそういうイメージしかない。
若かりしころから、自分の子供世代まで、様々な恋愛事情を目にしてきて、私が最近気の毒に思うのは、せっかく本命女性とうまくいきそうだったのに、
突然に現れたその女性の「友人」と称する人の、いわゆる「テクニック」に弄されて、本命を逃してしまう話。
この本命女性のそばにいた「友人」のテクニックには舌を巻くものがある。
まずは、目当てとした男性にその男性の「本命女性」の友人として近づき、本命女性はあまりあなたのことが好きではないようだ、と吹き込み、
本命女性には、また別のことを吹き込む。
実際は、双方ともに好意を持っていたにもかかわらず、男性側がふらふらしていると、すぐ「本命女性・友人」に篭絡されてしまう。
この「テクニック」はすごいと思うが、テクニックは結局テクニックでしかなく、いずれ「ばれる」のだよね。
そのとき、テクニックは何を残すか、私にはよくわからない。
もどかしいほど内気な男女が、こういう形でお互いの淡い関係を裂かれたあと、私の知る限り、女性はわりと早くにほかのもっとしっかりした男性とお付き合い、即結婚、が多いな。
裂かれた淡い関係は元にはもう戻らない。篭絡された男性には気の毒だけれど。
テクニックに翻弄される男性とはかわいそうな存在だ、と最近思うようになった。こういう人が婚期を逸するのかもしれない。
まあ、男性は、年をとっても何とかなるからいいか。
私はこの手の感情の絡む話に「テクニック」を用いる人間はあまり好きではない。感情は感情のままに、と願う。