小梨、別居婚?

「別居して子供も作らないけど結婚したい」なんてな漫画が紹介され
「既婚者」であるとは、ブランドバッグを持つようなものかも、と思う。
「理解されないなんてありえない!」と言うのがその漫画の趣旨のようだけど、
別に結婚しなくて、いいでしょ、がおばはんの答えだなあ。
現在の婚姻制度では相手の親族とも「家族」になる。
「そーゆーのは、なしで」なら、やはり「ただのパートナー」でいいんじゃないか、
子供は、若いうちは欲しくなくても、年をとると欲しくなる男性は時々いるので、
そうなったとき、「離婚」になるんで、
まず子供が欲しくない、が優先されるのなら、「パートナー」でいいんじゃないか。
女性と違って、男性にとって、若いうちの結婚ってあんまりメリットがないからなあ。
そもそも、若いうちに結婚する男女のたいていが3年以内に子供を作っているのが現状だからね。
若くして結婚するとは、若いうちに子供を持つ以外、何のメリットも双方ともにないんで、
「私は既婚者です!」と言って歩く以外、結婚に何の意味があるかな?
子供は作らない、別居する、だと。
しかし、東京というところは、なんでも手に入るのが当たり前、の幻想を抱かせる都市なのだよね、
この手のことを実際しているカップルの話を現実世界でも聞くことがある。
男性のほうが押し切られて結婚して、でも女性はひとたび結婚すると、男性のリクエストに一切応えようとしない。
「結婚しているんだから!」がいつでも男性側への「免罪符」
「私はあなたの妻なのよ!」なんてのは四半世紀以上結婚生活をしている私が保障するが、
現実世界では何の意味もない。
結婚を押し切られたときはまだぼんやりした男性であっても成長するからね。
何のための結婚か、を考えるようになる。
その時、名義上「妻」である女性はなぜか「夫」である男性から逃げ回るようになる。
欲しいのは、結婚前後にあった緊張感、それを「リセット」で、取り戻そうとする。
別居婚のドキドキ感!」とは「成長」「成熟」を拒否し続けるということなのだよね。
一緒に暮らすくらいでドキドキがなくなるのなら、結婚はしないほうがいい。
私は既婚者ババアだが子供が巣立った後、マイダーリンと二人で暮らしても、ドキドキはあるんだよ、不思議なことに。
ドキドキとはまた別に、夫婦のいわば「阿吽の呼吸」ってやはり一緒に暮らさないと、育てられないものなのだよね。
私の知る限り、若くして結婚しても、3年以内に子供ができていない夫婦は、
なぜか別居することが多く、その後ひっそりと離婚してたりする。
そのあとすぐに男性は若い女性と結婚して子供を作っていたりする。
社会って、厳しいものだと、ここに。欲しいものはなんでも手に入ると思い込むのは幻想でしかない。