雑談。

「今の20代は結婚に抵抗がない」との指摘をネットで見かけて、確かにその手の話をちらほら聞くことはあるのだけれど、
「結婚」へのハードルが低い人間は「離婚」へのハードルも低い、の昔から変わらぬ現実を知っているので、少子化解消までつながるかどうか、疑問だなあ。
知り合いのお子さんの結婚話を聞くようになって、「結婚」をさほど重要に考えていない安易な若者が存在するのを実感する。
一番、問題なのは「入籍」が親に事後報告だったりするのだよね、、こういう結婚は続くのか?と疑問に思う。
案の定、数年で、別居、離婚間際の噂を聞く。
結婚のハードルが下がっていても、子作りのハードルが下がっているわけではないので、夫婦でも子供がいないと別れやすい。
「子供は早めに作っておけ」と他人事ながら、アドバイスしたくなる、それとも、子供がいても離婚するハードルも下がってるかな?
何でも安易に踏み込む人間はなんでも安易にやってしまう、故に子供を作るのも安易であれば少子化も改善だろうが、不思議と子作りにだけは慎重なようだ。
子作りのハードルが下がるのはもう少し待たなければいけないのかな。
その一方で夫婦双方の両親ともに良好な関係の結婚であれば子供はすぐ作るようだ。たぶん理想的な結婚とは二人だけではなりたたない。
以前、妻の不倫相手である弁護士の局部を切断した事件が話題になって、この事件で驚かされたのが、夫婦がまだ20代前半であったこと。
夫に至ってはまだ学生、何でまた結婚しちゃったかな?と親世代としては不思議でしかたがない。
ネットで読んだ裁判の続報では妻は夫との生活に飽きていたようで、「夫は猫のようなもの」とまで言ったとか。
元々「家を出たいから結婚した」などと、夫である被告はかなり気の毒な存在だ、と
どちらかといえば娘がいるので女の子をひいきがちな私でも思った。そういう「残念」な結婚も増えているんだろう、それがいいのか悪いのか。
かの裁判はもう結審したのかな?私が弁護士の妻なら被告の不倫妻に損害賠償を要求してしまいそうだが、その話は聞かない。
弁護士の妻をもっとも気の毒だと思った。もし妻氏が離婚したいなら、子供がいても離婚のハードルはぐっと下がって欲しいものだが。
結婚はよりよい生活への手段の一つなのは否定しないが、その要件を満たすには様々なハードルがまだあるという現実を認識するのは決して悪いことではない。
早めの結婚に意味があるのは子供を早めに持つかどうか、になる現実はどの程度認識されているのか知りたいなあ。