ネット雑記。

ある種のツイッターを観察していると、次々に「はてな」デビューしてステルスマーケティングにつとめているようなのが感慨深い。
かつてホリエモンが「広告を安くすればもっと儲かる」的なことを言ってたな、ホリエモンの子供たちかしら、ネットは次々と奇妙なものを生み出す。
私はキラキラに批判的な割りにかなりきらきらなツイッター群を見て「lvmh」製品はやっぱ買わないわ、となってしまった。あまりにもステルスが露骨だ。
伊藤某というかつてはてなの運営部にいた人が別のネット会社と関わって、そこらあたりからわけのわからないものがわらわらと沸くようになった気が。
こういう胡散臭いものがまともになるには、どれほどの時間が必要なのか、私には見当がつかないが、
ある種のはてなブログに異様に無言ブクマがつく状態はどうにかならないものかね?
私のようにネットに疎い人間ですら、どこかおかしいと思わせるのだから、なんか変だと思ってるはてなの人間はもっと多いんじゃないかな。
私が「これはアフィリエイトじゃないです、丸の内に勤める高収入素敵なバリキャリ女子が真面目にやってるんです!」にうんざりするのは
無意味に多くつく「やらせ」ブクマの数も含めて、最近テレビに多い、そこそこの芸能人を束にして「この商品は、なんと!」ってやってるコマーシャルに構造がそっくりなこと。
最近のテレビの何がいやか、と言うと、こういう「知恵」のないコマーシャルが増えたからなんだよね。
適当な芸能人を集めて番組仕立てにして観覧者の「おぉーお安い!」の声も含めてのコマーシャルになってる。
その安っぽさに私世代(中高年)ですら、萎える。だからテレビ離れが進んだというのに、そういう作りが早くもネットに持ち込まれようとはなあ。
ネットはどうやら、テレビより劣化が早いようだ。
高収入な丸の内バリキャリ女子はどうやらツイッターで意識調査をして上手に作りこまれたキャラクターで、
キャラ作りをするのが悪いとまでは言わないが、さほどでもない記事を目立たせるために山ほどはてなidを作ってブックマークをつけるのはやめてくれないかな。
「この商品は素敵!安い!!お買い得!!!今ならもうひとつついて○○円!」の声にいちいち「おぉー!」といわされている観客の
馬鹿馬鹿しさをネットでまで見せられるようになろうとは、誠に情けない。
私の子供世代はネットをほとんど読まない理由がわかる気がするわ、テレビもあまり見ない、見ている側を馬鹿にするようなものは見たくないものよ。
なんだかなあ、あほな人間に広報だのマーケティングだのやらせると、こういう劣化が早くに始まるということで。
知恵があったり、美しかったりする広告はこういうあほな一群に潰されていくんじゃないか、そういうのが一番悲しいな。