この時期。

悪質不動産屋が跳梁跋扈する季節でございますな。私も引っかかりかけましたわ。
のちに、娘の大学近くにあるその不動産屋は毎年「店名」を変えておりました。
私が現在住んでいるところでも、今の時期近所の大学近くににょきにょき「にわか」な不動産業者がこぎれいに事務所を構えていたりして、
長年すんでいてもいやな思いをしないと気をつけてみないものですな。
上の娘のとき、震災直後に部屋探しをすることになった(つまり出遅れた)私はネットで見つけた不動産屋に連絡を取っていたのですが、
これがろくでもない、こちらの要望とはまったく違う部屋を無理やり借りさせようと「恫喝」にでてくるようなろくでなしで
(そもそも、ネットに出ていた部屋は「もう借りられました!」と言うのだよな)
根拠なく己に自信のある専業主婦の私は「恫喝」された瞬間に、大切な娘の部屋をこんな信用できないやつから借りるもんか、と心に誓い
上の娘が無事安心して住める部屋を見つけたわけですが、私を脅した店と同じような場所にある不動産屋にお世話になったのに
こちらは大変感じもよく、まともな物件をいくつも示してくれ、こちらが望んでいることをきちんと聞き取ってくれる良対応でしたわ。
まともな不動産屋を見つける、って大事よね。
下の娘の部屋を見つけるときは、西と東とでは商習慣もだいぶん違う、のも知ったざんすよ。
それはともかく、私が娘たちの部屋探しをしていて知ったのは「○パマン」だとかの不動産フランチャイズ
単にその名前を借りているだけで、当たりはずれが相当あるので、「ア○マン」の名前を信用して行ってはだめ。
ちゃんとした店はもちろんあるけれど、普通の町の不動産屋さんと当たり外れはあまり変わらない、むしろ、個人の不動産屋さんのほうがずっとよかったりするわ、まともなら。
「にわか」で明らかに怪しいところ、というのは不慣れな町ではわかりにくいが、私のひとつの目安として、
店の前の広告をのぞいていると即店員が外に飛び出して来て店に連れ込もうとするようなところ、やたらと若い男が多いきれいな店は要注意。
妙にキラキラと若干「ホスト」感のある若い男がたむろってるような店は鉄板で「怪しい」店です、こんなところに若い娘はひとりで入ってはいけません。
あと、明らかにワンルーム賃貸のビル一階に事務所を構えていながら、同じビルの物件を扱っていない不動産屋も、怪しかったりして。
聞いても「今はない」などとごまかす場合もあるが、まともなところなら昔募集した当時の資料があるはずなので注意したほうがいいかも。
なんにせよ、若い女の子が一人で部屋を探すような暴挙を行ってはいけません、と若い女の子がここを読むとは思われないがとりあえず注意を喚起しておくのであった。
男性はこの手の危険がある程度回避できるので気がつかないと思うけれど、
不動産屋の恫喝野郎と言うのは相手に「逃げ場がない」と思い込ませる手法を使うので非常に不愉快。
このあてくしが人生のどれほどの面倒ごとから逃げて今まで生きのびてきていると思っているんだ、馬鹿にすんな、見る目ないわ、あんた、
ということで、恫喝野郎は私に関する限り、骨折り損のくたびれもうけをしたのでした。へっ。