日常。

お薬のおかげで肝臓の数値は安定して、日常生活に支障はなくなったものの、闘病生活の後遺症が残ってしまった。
すっかりテレビを見る習慣がついてしまったわ、今もノルマのように毎日2時間ほどドラマを見ている。
ミステリチャンネルのドラマの録画がたまってね、、(涙)
おかげさまで英語のヒアリング能力が上がった、さすがに毎日1時間以上字幕を見ながら英語を聞いているとわかるようになる。
といっても特異な日常会話が聞き取れるだけという、人生のなんの役に立つんだろう?能力を反省する毎日。
今は「牧師探偵・グランチェスター」を見終わって、「what the dickens!」という言い回しを覚えた。
「クリスマス・カロル」の「ディケンズ」か?どんな意味か調べると「devil」の言い換えのようだ。
これを言い合うのが父親が「sir」のお嬢様と、牧師の男性なので、そこそこ上品な言い回しなのか。
イギリス英語ではどうやら階層によって使う動詞すらも違う様に思える。
たとえば「rape」を「insult」と言い換えるのを聞いた。
これは女性に説明するのに柔らかな表現をしているんだろうか?と迷うところだが、一定以上の知識階級層ははっきりした言葉を使わないようにしている気がする。
イギリス英語は知識階級であればあるほどその教養が試される難解な言い回しを多用する傾向があるのか、テレビドラマでわざと大げさに使うのか、
このあたりは調べてみないとわからない。どこから調べるか、これもまた調べないといけないか。
英国ドラマははじめから世界発信も視野に入れて作られているものが多いので、英国観光案内にもなっているのが魅力だ。
「グランチェスター」もほかの英国ミステリ同様、背景が他国人が「これぞ英国!」と考える自然の美しさに満ち溢れている。
英国人、商売、うまし!と奇妙な「病の余禄」を楽しんでいるのでした。