ネット雑記。

グルメ記事を書く人は、どうやら負けず嫌いが多い印象。
と、食でマウンティングをする年齢はとっくに過ぎ去ったババアはひっそり。
「食」も「ファッション」の一部で、凝る人はいつまでも凝る、
一定年齢を過ぎてもまだ新しい店を開拓しようとする人は尊敬もの、「もっと!もっと!!」はある程度の年齢になると難しいのよね。
若いうちは「この値段が出せる自分」という酔いも多少入るので、その「味覚」は安定していないかな。
そのグルメ記事は私にはあてにならない。
そもそも私の場合、味覚が安定しすぎて、自宅の食事しかしたくなくなってしまったわ、、(涙)
それはともかく、二つのグルメ記事を読んで、好奇心を満たす値段はどこまでが妥当だろう、と思った。
他人の薦めるグルメ店に行ってみようと思う人はかなり好奇心が強いんじゃないか。
ただ「行ってみたいから」で外食する人は趣味人といおうか、チャレンジャーといおうか、
一定以上の値段の食事は自分で払うものではない、という常識があるので、
それなりの店にいちげんさんで行くと対応が微妙だったりして、あまり食事が楽しめない可能性はある。
そのとき、好奇心の値段の「コスパ」はどうなんだろう?高いか、安いか。
高い店は連れて行ってくれる人がいるときにだけ行きなさい、というのがババアのアドバイス
若いときは自腹を切ってまでいく高い店って本当はないのよ。好奇心と自尊心を満たす適正価格はいかほどか。
ご自宅でアンティークのカップで紅茶を楽しまれる方は「マリアージュ」は微妙、の意見が気になったのか、
フレバーティーがお好きだと追記に書いてあって面白い人だと思った。
たしかに、日記のカテゴリーに「紅茶」があったわりには好みが一般的すぎるかな、
ワインに凝る人のようなので、香り付けの芯にある茶葉の味に敏感かと思った。手に入りやすい良質の茶葉は英国産がお勧め。
マリアージュのどのフレバードがお好きなのかは書いていなかったけれど、
この方がお持ちのマリアージュが薦める鉄瓶は、紅茶を入れるのに向いていないという説がある。
フレバードでも陶器で入れたほうが無難かも。
普段どのような記事を書かれるのか興味がわいたので「食器」のカテゴリーを読ませてもらって、
ご自宅の食器選を見るとナハトマンやスガハラのガラス食器を買った時期が私とほぼ一緒、ライヨールのナイフもあったりして。
流行りものに弱い「ミーハー」っぽさが味わい深い。
それ「エル・ア・ターブル」とかによく載ってたよね、ってなことをついうっかり実生活で言うと気を悪くされる方もいるので
ひょっとしたら嫌がられるかもしれないな、と思いつつ、目の前にいる人ではないので、つい書く。
食器類も流行があるのだよね、みんながいっせいに手を出してしまう。
書き手はアンティークにも手を出されているようなので、チャレンジャーだなあ、
グルメ記事を書く人はチャレンジャーで負けず嫌い、と言うのが今回のネットでの「学び」なのでした。