新年度。
NHKで今週から「刑事フォイル」の戦後版、吹き替えが始まる。
もうないのかと思っていたのでうれしい。
しかし、戦中戦後、数年のことであっても製作は20年かかっているから
これからフォイル様はよぼよぼになっていくのだよな。
悲しいわぁ。
ミステリチャンネルで全話見ているので、日本語を見る必要はない、
と、マイダーリンは言うが、吹き替えには吹き替えの魅力があるしな。
ただ残念なのは、英語版では階層の違いが英語で表されているのが
日本語でそのニュアンスが伝えられない。
英語版ではフォイルの上官の言葉は上流階級のアクセントで
慇懃無礼で冷ややかなのだけれど、
日本語版ではただ失礼な言葉になっている。
これは仕方がないことなんだろう。
しかし日本語でも階層の違いはやはり言葉に表れるので
もう少し工夫しても良いのかも。
吹き替えでその努力をしている海外ドラマはあるんだろうか?
最近、マイダーリンとカナダのミステリドラマ
「刑事カーディナル」(吹き替えではない)を見ていて、
カナダにも先住民族がいるのを初めて知った。
よく考えたら、そうだわな、カナダのことって知らないもんだ
と夫婦で感心している。
この感想はまた後日。おわり。