「奨学金借金」をネットで検索すると、結構な額を借りるのは当たり前のよう。
下の娘は「国立・理系」だが、それでも年間の授業料は６０万円弱、それを４年にしても３００万円足らずでしかない。
娘に聞いたところによると、たいていの奨学金学生は授業料だけを借りてあとは何とかバイトなどでやりくりするよう。
奨学金はもらっても極力使わない方向で、バイト代を少しでもためて後の返済にまわそうと考える学生もいるようだ。
昨日の話しでは、５００万円以上の奨学金借金持ちの彼女は私立女子大・文系で自宅生、学生時代はアルバイトもせず、よく海外旅行に行っていたそう、
「よその子が学生時代に遊んだお金まで息子が出す、なんて親は許しがたいわ」と、その息子は学生時代、バイトに明け暮れて海外旅行なんてしたことがないらしい。
これが本当なら、確かにやばいお嬢さんだわ、しかし「奨学金」として借りたお金を旅行代金に使ったり出来るものなのか？
どうも私にはよくわからん。
もしその「彼女」も就職先もせっかく決まっていたのに「出来ちゃった」なら男は大いに責められるべきだが、
同じ年の「彼」が就活に励んでいたとき、「がんばって」というだけで何もしていなかった彼女というのは怪しいわ、しかし同居の親が何か言わんかね。
なぞが多いものの、もめにもめても、結局はその女の子と結婚させるしかないかも、
どんなにあとで本人が後悔するとしても、もう本人の、しかも成人した人間の判断だし。
とは言うものの、それが「わが子」だった場合、そんな諦めがつくかどうか。
わが子は女の子なので激しく心配するが、「御宅の子は大丈夫、そういうのはないわ」となぜか太鼓判を押してくれる人が多い。
たしかに本人たちも、以前私が
「いくら同期の男の子たちがほかの大学の女子たちにもてて遊んでるからといっても、最終的に結婚したいのは自分と同じ大学の女の子たちよ」
と話したところ、二人とも顔をゆがめて「私たちがそんな別の大学の学生と遊び倒したような馬鹿を相手にすると思ってるの？」
なんて言ってたな。
お互いにお互いが「誠実である」は人生をともに歩んでいくのに大切だ。
その点で言うと、聞いた話はかなり相手側に「誠実さ」が欠けている気がする。親としてやはり切ない話だわ、、、（涙）
「誠実さ」を逆手に取られるとどうしようもなくなる、という話かな。
