うわさのメモ。

先日「噂の総合商社」マダムに会って聴いた話の中でもっとも強烈に「いまどき!」と感じたのは
就職目前の息子が彼女と「出来ちゃった婚」をしようとしているが、
その彼女に500万円以上の奨学金借金があって、それを彼女の親が「払うつもりはない!」
息子側の親が「新卒で借金500万円以上ってー!」と大揉めに揉めている話であった。
相手の女の子も大学4年生で就職が決まっていなければいけない時期なのだけれど、なんとまったく就活をしていない。
「出産しても働く気がまったくない、完全に息子に寄生するつもりでいる!」
「こちらだって、そんなに豊かじゃないけれど、子供に借金を負わせては、と思ってがんばって払ってきたのに、
向こうの親は資格が取れるわけでもない、聞いたこともないような大学に500万円以上の奨学金を娘に借りさせて、云々」と、
ハテ、私立の大学でも年間の授業料は100万円前後だと思うが、何で500万円以上も借りたのかね?
いろいろと突っ込みどころがあるのだが、とにかく、相手の親が子供の借金を多少でも援助するつもりがなく、
どこまでも「オタクの息子がうちの娘を孕ませた!」だけで押し通そうとしているのがなんとも怪しい。
新卒社会人にして、新婚で新米パパで借金持ち、って、大丈夫なのか?
「要は、男側の実家に「金を出せ」と言ってるのよ」
「結婚式は出産後にどうのこうの、とこれも男に金を出せで、そりゃーこんな人間と親族になるのは真っ平ごめんよね」
「そもそも、本当にそこの馬鹿息子の子供なのかどうか」などと、わぁ、こんな「小町案件」初めて聞いたわ、どうなるのやら。
「親として」どうか、と言うより「人として」どうか、と言う人間が親族になるのは、きついわねえ、、
「やっぱり一番揉めるのは「お金」のことよね、、」と知り合いマダムと私はしみじみしたのでした。
奨学金借金問題」は最近ちらほら聞くので、切ない。
でも就活もせずに彼に頼りっきりになろうとする彼女とその子供と(ついでにその親と)やっていけるんだろうか、と他人事ながら、心配、
「負担は全部男側の親にかかってくるわよね、、」と知り合いマダムも私も、娘しかいないので、たいていのことは女の子側に立ってみるのだが、
こうも高額の借金持ちだとさすがにかばいようがない。
「最終的には「DNA鑑定」とまで言ってるから、ひょっとして結婚させない、になるかも」
「でも、女の子のおなかは待ったなしに大きくなるのよね、、」
なんとなく、「結婚させない!」になると、男の子の内定先に向こうの親が掛け合う展開になりそうな、
「週末、話し合いがあるらしいので、続報をいずれ」と、さて、この顛末は、私は聞くことが出来るかしら?
マダムは忙しいのでなあ、次に会うのはいつになるやら。
すごい親子がいるもんだ、ととりあえず。