雑談。

奨学金関係は我が家は幸か不幸か関係ないので私はよく知らなかったが、下の娘に聞いたところ様々な種類があるそうで、
中には審査の甘い、利率でまったくメリットのない「ローン」もあるらしい。うかうか借りると利息がついて大変なことになる。
「貸与型」ではない完全に返す必要のない奨学金も存在して、小額ではあるものの、もらっている学生はいるようだ。
地域型の成績優良者に出るもののようで、娘の友達はこれをもらった上でほかの貸与型も利用している。
奨学金の計算は複雑なようで「他からいくらもらうと利用できないもの」もあるらしく、
奨学金利用学生は毎年、どこからどれだけ借りればもっとも有利かを散々計算すると聞いている。
数学だけには自信のある理系の学生たちなので、嬉々としてやっているのかもしれない。
そしてそれをやるから金融関係に興味を覚えるのか、なんにしても将来有望な学生たちだ。
奨学金借金のボーダーラインを学生は独自に設けて「マックス・250万、最悪300万まで」が相場のようだ。
私は娘の知り合いの話しか知らなかったので、今回、暗黙の「300万」をはるばる超えしている学生を知って心底驚いた。
奨学金を利用するのはこういう無軌道な学生が一般的なのか、娘の周囲たちの優秀さが群を抜いているのか。
彼も国立大学生なので数学をまるきりやってないわけではなかろうに、なぜ学部だけで1000万円越えをしてしまうかな。
正直、政治の世界はこういう胡散臭いのばかりが集まるのかとうんざりしている。選挙に出て当選して借金を返そう、かな。
彼よりはるかに優秀な学生がせっせと借金計算を学生時代からやって就職してその返済を目指すというのに、
こんなのが政治の世界にのうのうと進出するのでは、この先、とても国がよくなるとは思えない。
私は「元SEALs」なんてのにだけは票を入れないと心に決めた。あまりにも口先だけで行動が伴っていない。
ひょっとして高額の借金は、キャバクラのお姉ちゃんたちにつぎ込んだか、と思われるレベルだ。
まともな奨学生たちに謝れ!といいたい。
筑波は馬鹿しか行かないのか、もうちょっと優秀な大学だと思っていたが、こんな学生が顔出しするようでは先行きが暗い。
なんにしても、娘の友人たちががんばって少しでも借金を増やさないよう、アルバイトをして単位もとって、を聞いていると、
優秀な彼らを助けるのはいいが、それを言い出した人間がこれではもう本当に、情けない。
ま、優秀な人間は自助努力でやっていけるからな。
私は奨学金は、大学や学部を選べ、と心から思っている。
将来、確実に借金を返せる見込みのある職業につける学部の学生たちにだけ、与えてはどうか。
なんにしても、お金の計算が出来ない人間に政治をやらせてはいけない、というお話。
そういうのはもう今で十分よ、、、(涙)