「朝・ドラ」雑記。

今期の朝ドラを録画して夕食後に夫婦で見ている。
主人公の姉が零落している場面で夫婦ともども「実家に帰せ!」「そのまま実家で引き取れ!」とわぁわぁいってしまって、
どうもお互い主人公姉妹と娘たち二人を重ねているらしい。
「子供もいないのに、実家に帰すのが筋だろう!」「そうだ、そうだ!」と、
もしこういう状況になったら、娘だけ引き取る気満々の中高年夫婦、
いやもう、年をとりましたわ、、ドラマにめちゃくちゃ感情移入している、主人公を「娘」としてみているのだものね、、
でも昔だったら、やはり子供がいなければ、実家に帰されてると思うのよ、昔はわりとその点でゆるいような。
そもそも「嫁入り道具」に妻の実家側の家紋が入るのも、離縁したとき持って帰るためだそうで、
そういえば、マイダーリンママの嫁入り箪笥には家紋が入ってたわ、
ダーリンママ実家は嫁入り道具の布団まで桐の専用の箱をしつらえてそれにも家紋が入っている。
はじめてみたとき、「なんじゃ、こりゃ」と驚いた。これを花嫁行列でもってきたとは、昔の結婚は「おおごと」だ。
ちなみに、ダーリンママは「白無垢」まで誂えで、60年以上前のその衣装が今もある。どうしたものか。
それはともかく、宮崎あおいちゃんが怖い萬田久子にいびられて怪我をするシーンでは、
つい「実家が探すよね、探すよね」「そうだ、そうだ!」とあせりまくるボケボケ夫婦。
ドラマや小説で姉妹二人の結婚後の環境が激変するというのはよくあるが、私の知る限り、結婚で大きな差が出た姉妹はいない。
大体同じような生活環境、経済事情になる場合が多いので、めったにないが故に「フィクション」なんだろう。
とりあえずはそう思って、安心しておこうか。「あまちゃん」以来、夫婦で見る朝ドラのような。
あまちゃん」のときも、ちょうど能年怜奈ちゃんと橋本愛ちゃんが娘たち二人と実年齢が同じだったので、娘を見るようだった。
中高年二人の夕べは長い。「朝ドラ」は格好のネタになるざんす。終わり。