ネット雑記。

久々にネットに戻ると、「同級生を裸にして落書きしてやったぜ、イエー」とか「女教師をトイレに閉じ込めて泣かせてやったぜ、イエー」みたいな、
自民党議員のネット活動を目にして、こいつら、今だったら、バイト先の冷凍庫に寝そべってツイッターに流す馬鹿なんだろうな、
考えてみれば、ツイッターでバカ晒しした連中がそのうち自民党議員になっていくのかも。はー。
私はこの手のバカを育てた親こそ「毒親」だと思うんだが、実は「昔は良かった」論をこねくり回しているしろくまが「地域社会がァー!」とかいうのを
うっかり読んで、これは明らかにネット系本の「売り出し」行為だろうなと思いつつ、ついブクマ。
昨日もこの宣伝されている毒親本のキャンペーンか、と思われるブログを読んだところで、
そこで紹介されていたのがその著者の親が「宗教をしていた」ことで、
私が知る限り、「毒親」的な人は大体が「宗教」という「地域」とは別の「集団」に属しているのが気にかかる。
私の好き嫌いがあるんだろうが、子供に「宗教」を強要している親というのはだいたい「とんでも」であったな、でもその「宗教」内では案外受け入れられているらしい、
となると「地域」であれ、「宗教」であれ別の人間「集団」に属していれば「毒親問題」は「解決」とはならない、「宗教ネタ」でも子供にのしかかるのだよね。
子供の友達にちらほらその手のがいたが、助けることはできないのだよね、私は元転勤族で、それこそ「地域」密着度が低い、
となるとなにかしたとき理不尽に質の悪い嫌がらせをされるのは私の子供となる、実際、上の子が中学の時、仲良くなった転校生をかばったせいで「いじめ」にもあったわ。
でも当時「ネット」では「私の育て方が悪いから、いじめられる!」なんて書かれたな、
そういう人間のクズ集団に「しろくま」は属していたので私は彼を全く信用しない。
それはともかく、「毒親」というのは「レイプ被害者」と同じで自己申告制であるという点で大いに問題点があると私は見ている。
「冤罪」も少なからず含まれている場合もあるんじゃないか。
どちらかの言い分だけを一方的に聞く危険性がこの手の問題の場合、指摘されないのはどうなのか、少なくともそれでは「科学」ではないのだよね。
私も二人子供を育てて、少なからず「これは酷い」の親に会ってきたがそういう人たちは非常に弱い人だった、何かに依存しなければ人として存在し得ないほど。
その弱さへの理解をしないで、「毒親!」と罵るだけではなんの解決にもならない。要は「病んでいる」人たちなのだよね、、
「病む」ことをしろくまのような医者の端くれが「毒親」なんて片棒を担ぐようでは救われないと私はいつも思う。
病んだ親に育てられる子供の悲惨という意識をもっと高めるべきではないのかな。
被害にあった子供が一時期「毒親」と罵るのはある種効能はあるだろうが、その子供がいつまでも「毒親」と罵り続けるのは、
やはりその子供も病んでいる、と物悲しくなる。「毒親に依存」って、その毒親がやってきたこととあんまり変わらないものね、、
なんにせよ、アメリカが発見した言葉で目覚めるあたり、日本ってやはり占領国だな、と今の時期は特にそう思う。