日常。

上の娘が社会人になって3ヶ月近く、今のところ仕事が楽しいよう、「全力出して正しく評価される」のが嬉しくて仕方がない。
考えてみれば今までは全力出しても「褒めてくれるのは先生だけ」だったりしたのだよね。
能力の高さよりは協調性の方が学生時代は有意義に思える。大学では多少ましになったものの。
この度「期待の新人」として難しい件に関わることになったようで、本人は前向きに取り組んでいるので、成長したなあ、
上の娘に関して一番心配だったのは能力に比して積極性が欠けていることで、女の子で飛びぬけて「成績がいい」がいじめの対象となったので、
本人は傷つき、苦労した。親としてそういう環境においてしまったことも、私は今でも少し後悔している。
それでも能力に裏付けられた自信を持って積極さを身につけていくのは清々しい、
娘の職場は大事に新人を育ててくれているようで、今回も初めから難しい件だと周知されているので、最初から大失敗に深く関わったということにはならないよう、
気を使ってもらっている感触だ、出来そうなら全面的に関わらせるつもりである「期待」をしつつ、フォローも入れてくれる、
就職を決めた時、少数精鋭の職場に思われたので、合わなかったら、、の心配があったものの、選ばれただけあって、今のところ大丈夫そうだ。
その職場は長い人は長いがすぐ辞める人もいるようで、それは能力不足があからさまによくわかる、おそらくはいたたまれなくなるのだろう、
それだけ能力の高い人に囲まれるとは大変ではあるものの、全力を出しても構わない、が娘にとっては心地よいらしい。
子供は最終的には社会が育ててくれるのだな、
この先、少しづつ自分から前に進むようになるだろう娘は立派に親離れしてくれて、親も立派に子離れしないといけないな、
と、思うのでした。
一方、絶賛大学2年の下の娘は最近ブラックと呼ばれる業界にバイトで入っているが、そのバイトより、さらにブラックな大学の部活で
さんざん苦労していて、お気楽イモムシがサナギになりかけ、いつまでもイモムシで楽しく遊んではいられないのよ、、、(涙)
しかし、古い大学の古い部活がこんなにブラック、、というか、封建的、閉鎖的とは、知らなかったわ、
上の娘にそれを話すと「そんなもんだよ」と、どこでも大学の部活動は特殊な世界らしい。企業が部活出身者を優遇するのがよくわかる。
とは言うものの、下の子は理系なので、理系の就職で部活動が有利に動くかどうか、さっぱりわからん。
下の娘の大学ではさるコンサルタント事務所(会社?)の協力のセミナーが講義に組み込まれているらしく、
この間、娘の部屋に行ったら「ステラテジー」とか「マネタイズ」「プレゼンテーション」「マーケティング」なんてことを書いたプリントがあって、
ひぃ、なんじゃ、こりゃ、○ッキンゼーか、みたいな、工学部ってこういうのもするのかー!と、驚いた。学生相手に何を教えてるんだろう。
娘いわく、「なにかの役には立ちそうな、でもあんまり意味がないような」で、いろいろ、学生も大変なんだね、、(涙)
娘たちの成長に負けないように、お母ちゃんもとりあえずベルナール・アルノーの本を早く読んでしまうわ。(違う)
ルノーの10年以上前の本はその後のいろいろを調べながら読むと面白い。経営って大変ですなあ、、、