メモ。

婚活殺人の木嶋佳苗死刑囚(確定になったか?)が結婚して角川から本も出しているそうで、今更ながら驚いた。
この間読んだ中村うさぎさんの「死からの生還」の最終章で取り上げられていたので検索するとあったので、ネットは侮れない。
それなりに話題になっていたんだから、気が付くのは遅いか。
前々からうさぎ女王様が木嶋死刑囚をどう捉えるか、と思っていたので、
最終章「女は女を救えるのか?木嶋佳苗と「ヘルタースケルター」のりりこにおける美にヒエラルキーと欲望」」というまとめ方は面白かった。
「他人からの「見た目」をどう解体するか?」という、たいへん痛い痛い部分をうさぎ女王様は身を持って切り込んでこの点では大いに尊敬する。
自らそこまでする人は、いないものなあ、、とは言うものの、現在うさぎさんは心身ともに不調らしくて心配、早く元気になってね。
今回のうさぎさんの木嶋佳苗評で最も興味深かったのが「木嶋佳苗という「おとぎ話」」の中で、
うさぎさんが似たような虚言癖のあるデブスの知り合いの話を例にして、木嶋佳苗のモテ自慢とセックス自慢に関して、
「彼女が語るほどモテモテだったはずはない。数少ないモテ話盛りに盛って語る一方で、彼女の決して語らない惨めな「非モテ話」がその数十倍はあるはずだ。」
と指摘した点で、これを書く人が主要メディアに見当たらなかったのが私には不思議だった。
一般的に「自分はモテる!」と主張したがる人間はだいたい「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」をやっているわけで、
やってるうちに「コツ」も身につき、多く打つんだからたまには当たる。
全く打たない人が全然当たらないのは当然の結果であってそれと対比して「モテ」「非モテ」などと対比させるのはいかがなものかと、私はかねがね思っている。
それはともかく、とにかく「やりにやる!」というこの常人とは思えぬ意欲というか、なんというか、そこがそもそも「異常」だと私には思える、
「ブスなんだから引っ込んでろ」と言ってるわけではないが。
異性に飽かず働きかけることへのためらいのなさがどこで醸造されたのか、そこが私には一番、興味深い。普通はできんよ。
先日話題になった「後妻業」の場合、引くに引けない「投資」、つまり「ギャンブル癖」がうらにあったようだが、木嶋死刑囚の場合、どうなんだろう?
虚言癖というのはギャンブルに似ているんだろうか?
てなことをとりあえずメモをしておく。木嶋死刑囚のライフスタイルというのはやはり非常に面白い。面白がる私も少々問題だ、、、
追記・今日もなぜか/cgi-bin/blockOptions.cgi?ws-sessionの検索が多くあるのよね、、会社経由らしいが、何だこりゃ。
「久○女子」の事を書いて以来あるんだよなあ、、怖いわぁ。