いろいろ。

今朝の朝日新聞NHKの女性退職者の記事を読んで、いやはや。
朝日新聞は、自分の会社の女性記者の結婚、出産、退職率を調べないのはなぜなんだろう、
申し訳程度に自社の女性社員率と女性管理職のパーセンテージを上げているが、「だから何?」としか思わない。
そして「元」女性記者らしい2児の母のトピックもあるものの、泊まりがあるときは親に家に来てもらうって、親が家に来てもらえる女性って、どの程度いるか知ってるかな、
私は「働く母」の子供だったので、もし仕事をしていても手伝いに来てもらうなんて「無理!」
この30年ほど、私が子供時代から「女性の新しい生き方!」だのなんだのと、「専業主婦はもう古い!」なんて、
家に専業主婦をおいているおっさん連中がとばし・煽り記事を書いてたわけね、
うすうすそうじゃーないか、とわかっていたが、今になってこういうのをもっともらしく、しかもNHKをネタにやるとは、朝日新聞はもう、なあ。
どこの会社でも半分が女性社員で結婚も出産もできている社会になるには、まず「女性の平等!」なんて大声で言いたがる会社がそうしないといけないんじゃないの?
「いや、俺たちは別枠で」ってなうんざりするオヤジ声が聞こえてくるわ、
私が若い時は「女性の性の開放!」なんて、若い女がオヤジのセックスの処理班に進んでなるような煽り記事もあったな、
あまりに男に都合のいい意見に呆れたので私は相手にしなかったが、その犠牲者は多くいた。
「言葉」に大きく影響される人って昔からいるのよね。
昨日、「育児の綺麗事なんて」という記事をネットで見かけて、うーむ、読むものが悪かったかな、「ママはテンパリスト」とかあるけどな、と思ったが、
幸いにしてネットの情報に心休まる部分もあるようなんで、この人は多分大丈夫だな。
それより問題なのは人気ブコメの一つにあった「育児が大変なんてとっくに知ってる、だから子供なんて欲しくない!」ってな意見で
言葉だけですべてがわかった気になっている、何が大変かなんて全くわかっていないのにそこに気が付く能力すらない。
この手の人がもっともらしいことを書くのが言葉の世界の大問題なんだな、だから言葉に迷走させられる人がいる。
まあ、こういう人は何を読んでも子供なんて欲しくない、のよね、一番認めなくない言葉だけは書かないし、わからない。
それでもそういう人間の言葉を支持する人がいるのがなんとも、そしてそういう自分を「正しい!」と思っているのよね。
かつておっさんの無料セックス相手になった「女性の性の自立!」に踊った女の成れの果てを知っていると、
どのような言葉に自分が影響を受けやすいかをもっとよく考えてみては、と言いたくなるな。それでも救われない人が多いんだろうが。
ここ30年ほど、新聞やテレビが何をタレながしてきたのか、そう言うもののしっかりとした監査も必要な気がするわ、
いい加減なおっさんの天下り先ではない機関であって欲しいものよ、、、
アホな答えでも、なるべく自分で考えてみるって大事、と、あまり人生に後悔のないおばはんは思うのであった、、、