あらま。

新聞広告で「安倍の国民を虐殺する!」の言葉を見かけて、はて「安倍の国民」って誰だっけ?と一瞬分からなかったりする。
私のことかー!となんだか2重で馬鹿にされているような、いつの間に私は「安倍の国民」になったんだ、
しかも自覚のない肩書きで無差別に殺される対象になるとは、なにかの機会に「イ○ラム国」に殺される立場になっても、私は「ワタシ」として死にたいわ、
そこんとこよろしくっ、と言いそう、納得できまへんな、私、自民党に投票してないし。
てなことを無視するのがテロリスト集団の怖いところで、今、「イスラム国の衝撃」を読んでいるんだが、10年以上前にビンラディン本を読んだとき同様、
「ジハード」の考え方がある限り、問答無用のテロリズムがある種の層で支持されるのは仕方がないかも、と感じる。
究極には、これは「宗教戦争」なんだよ、どちらかを殲滅しない限り、永遠に続く、十字軍時代から続いてるんだから、もうどうしようもない、
仏教徒の多い日本人が関わるような話じゃないよな、なんて、後藤氏の行動を「蛮勇」などという政治家がいるそうだが、彼の行動がそうなら、安倍総理の演説だって「蛮勇」だわ。
わざわざどちらかに何が何でもつかなければいけないわけではないのに、「こっち側につくぞ!」宣言するのはどうよ?
黙って金だけ出してればいいじゃん、どっち側にも。それが日本の「安全工作」でもいいと思うけどな。
なった覚えのない「国民」にされて、挙句「殺してやるー!」ではホンマに大迷惑。海外旅行にも行けやしない。(行くけど)
「安倍の国民」と言われて「ええっ??」となっているおばはんなのでした。