アホらし記事。

昨日の朝日新聞の記事は前日から続く「女性の働き方」だったが、また極端な例を持ち出して、わかってないなあ。
私が若かりし頃に流行った「恋も仕事も全力投球!」な女性をわざわざ持ち出さんでもな。
冒頭がオランド大統領の「元カノ」だよ、「事実上の夫婦」といってもその関係は10年にも満たない。
2度離婚経験があって3人の子持ちで、別れたあと暴露記事で大儲けな女性が「パートナー」って、オランド大統領ってロクでもないやつっぽいな、
と、下半身はともかく、上半身の一番上が少々アレな総理を戴く国民が言ってみる。
それはともかく、朝日新聞の記事はいつものように「全方向に全精力を向けている女性」を例に挙げて何がしたいっちゅ-ねん、
しかも前のコラムでは元記者だった「井上知美」氏が「パリ」でも「オスロ」でも大活躍、なんじゃそりゃ、って思ったわ、
「井上知美」氏って二人いるの?「パリ」「オスロ」と後ろにそれぞれつくようでは「現地特派員」のようだもの、
これは、二つの都市をひとりの人間が取材したってことかね、なら、最後に記名でいいと思うけどな。
もう30年前からわかってないんだよな、
「仕事も結婚も育児もなんでも私が一番で!」ってな、脳内物質の分泌が安定していないようなハイな女性を例にされても一般女性は役に立たない。
多分、大抵の女性は、働くバランスをもっととりたい、子供が小さい時はできるだけ子供に時間を割いて、余裕ができれば少しずつ仕事を増やして、と
子供がいるから一時期は職場の最前線には立てないのは仕方がない、とある程度は納得している人の方が多いと思うけどな。
「いつでもどこでも誰にでも!」「全力投球!!」を求めているかのような、こんな極端な女性をしかもヨーロッパに限って取材しなくても、
「苦しんでいる人を助けたい!」って、「そういう人を助ける私って素敵!!」の声がダダ漏れですが、
そういう人は不思議と一番身近にいる人間をないがしろにしがちですな、こういう人にはまさに「国境がない」。
「女性に成功とは!」「ノルウェーではー!」と、そもそもノルウェーの女性記者は36歳で子供は1歳児、
そこまで出産を伸び伸びにしなければいけない「キャリア」って、どうよ?
と、突っ込みどころ満載で、こんななんだもの、天下の朝日新聞が。アホかいな、としか思わんわ、
若くして結婚出産、育児をしつつ無理をせずにキャリア形成の女性保護はいつになったら達成するのか。
それに「男性はすべてを手に入れられるのにィー!」と言いたがる女性はいるが
フランスのトップに上り詰めたオランド大統領を見ても、セックス供給の相手は定期的に見つけても、精神面で安定のパートナーは見つかってなさそうなんだよな、
案外、男でも全ては手に入ってないもんなんだよね。
全方向に強欲とまで言えそうな女性を「スーパーウーマン幻想!」と批判するフリして持ち上げる記事はどうかと思うわ。
これを大上段に「女性の働き方!」と銘打つんだもの、この先何年かけても、何も変わらないのかも。トホホ。