この季節。

週末はいよいよセンターですな、去年の今頃は何をしていたかしら、、、(涙)
下の子の同級生で浪人組は受験するので、辛いなあ、「もう1回なんて、絶対無理!」と正月に帰ったとき言っておりましたわ、トホホ。
しかし、最近加齢による記憶力の劣化激しく、どんどん子育てやお受験のことを忘れていきそうなので、記録せねば、と思いつつ、それすら忘れるのだろうな、
情けないな、と思ったり。
ふと、いい年の人間が「若い子はちゃっかりしている」とほのめかすのを見るたび、「あんたはおそらくちゃっかりしてたんでしょうなあ」と言いたくなる。
「若者はちゃっかりしているから云々」と自分の強引を正当化する老獪さは、年をとって始まったことではなく、若い頃からそうだっのだろうな、
私も若い頃から都合の悪いことは忘れるタチだったわ。
でもちゃっかりしていたか、というと、常にトホホな役割をいつの間にか押し付けられて、どうせ押し付けられるのなら、自分から進んでやるしかないな、で生きてきた。
いま年をとって子供世代を見ていると、「ちゃっかりしている」と言われるだろう子供たちは「幼い」のだよね。
その「幼さ」に不寛容ないい年の人間が増えたというか、そういう幼児性をいつまでを若さと勘違いして持ち続ける爺さん婆さんが増えましたな、と思うのでした。
子供が少なくなる、子どもを育てる経験をしない人が増えるとは、そういうことかしらね。
子なしの弟と話をしていると、驚くほど噛み合わないことに気がついて愕然とするわ、でも、相手は常に「自分は正しい」とゆるぎない。
年を取ることの効能は、そういう現実も「あきらめ」られることだなぁ。
正月が済んで、正月疲れが覚めゆくこの季節、緊張感あふれる受験があるのは、やはり過酷であるよなあ、でもがんばれ受験生。頑張れ受験生の親。