日常。

日テレの内定取り消しは、まずアナウンサーの内定が「3年生の9月に出る」ということに驚いた。ものすごい「フライング」に見えるんだが、そんなものかな?
「ホステスさん、お断り」というのは余りにも前時代的というか、あんたたち、本人を「見て」決めたんでしょう?
つまりは自分たちには「見る目がない」とでも言いたいのかな、この時期に「内定取り消し」なんて、親としても「ないわ〜」だな。ご本人もそうだろうが。
高倉健、死去。もう20年以上前に「死亡説」が海外在住者の中で流れたことがあったが、あれは結局なんだったのか。
それはともかく、私がまともに見た覚えのある高倉健映画といえば、「ブラック・レイン」ぐらいで、あれは正確に言えば、高倉健主演映画ではない。
あとは「野性の証明」をおぼろげに、、、という情けなさ。
でもつい最近、宮沢りえが「おかる」役をした(確か)忠臣蔵の映画を見て、「わー、高倉健って、色っぽい人だなあ」と感心した。
濡れ場ではないけれど、「おかる」と会話する声に独特の湿度があって、おぉ、色男、と、それをマイダーリンに言うと、
「君は評価の仕方を間違っている!」で、そのうち「網走番外地を見よう」ということになっていたが、テレビでやるかしら。
高倉健でそれまでに私が一番印象に残っている話は、荻野目慶子だったか、薬師丸ひろ子だったか、宮沢りえだったか、
とにかく、ある女優がスキャンダルのさなかにいるときに高倉健が「桃」を送ってくれたということ。
彼女がテレビでそれを話しているのを聞いて、高倉健ってすごいんだな、と思った。
「桃を送る」ってすごいよ、できないよ、思いつかないよ、と、その女優さんはとても嬉しかったと、本当にそうなんだろうな、
そういう励ましの仕方ができる人はなかなかいないものね、女性は惚れるね、なんて、単に私が「桃好き」だからかもしれないが。
私にとって高倉健は「桃」のイメージだ。完全に美しくて、傷つきやすくて、甘い。
さて、今、私が観た映画を調べてみたところ「47人の刺客」、評価は散々だなあ、私はそんなに悪く思わなかったが。
りえちゃんは可愛かったし、高倉健は年の離れた愛人に優しい、甘い雰囲気を出していたよ。
私があんまり高倉健映画を見ていないせいなんだろう。「見てない」がいい場合もあるな。
名前だけ知ってる程度でも、新しく見て「いいな」と思わせるのは、やはり「名優」だという気がする。
とりあえず、合掌。