いやはや。

毎度毎度、「アエラ」の見出しには驚かされる。池上コラムの云々で、朝日新聞購読をやめようとは思わないが、「アエラ」の見出しを見せられるたびに新聞購読中止を検討するわ。
今日の「素敵」アエラの特集はというと、なんと「高学歴」の「毒親」もの。
見出しを読むに、どうやってこんなレアケースな親を見つけ出してくるものか、アエラの編集記者たちの交友関係を疑う、
「高学歴親の罪!」って、高学歴であるという「だけ」で、問題なんですかねえ、、
世間でより問題なのは「低学歴」親の子育てでしょうに。そのほうが「数」も多い。
大体、アエラの記事は見出しほど扇情的ではなく、読めば「ああ、そう」なんだが、この「見出し」で掴む商法はじつに迷惑、
アエラ」を全く読まない人間が見出しだけを見て、「やっぱり高学歴の人間って、、」と単純なレッテル張りに走るものね。
それにしても「子育て最強親になる!」ってなんじゃ、
私は「弁護士母が東大近くを子供と散歩する」より、「これで私たちは子育て最強親!」と考える人間のほうが怖いわ。
「思わず泣ける親と子の話」に至っては「多忙な父は息子との約束を守るため、暗闇の中鯉のぼりを揚げた」、「ホラー」かー!
なんとも奇妙な見出しであることよ、思わず、記事を確かめたくなるが、これが部数を伸ばすための策なんだから、ぐっと我慢。
そもそも、「高学歴」という定義自体が朝日新聞系列に限らず、奇妙なのだよね、
旧帝大に数えられてはいても、評価が高いのは「理系」の大学の文系学部の大学院、それも誰が行くのか疑われる「哲学科」なんかに進んだ人間を「高学歴!」と称するとは、
もっといるでしょう、本当の「高学歴」は。でも、本当の「高学歴」は意外にちゃんとしているものね。新聞、雑誌が探しているのは、そんなありふれたケースではないからな。
朝日の煽り系記者はみんなアエラにふきだまっているのかしら、と疑う今日この頃。
「ママのように昼シャンしたい」だの「24時間息子ラブ母」だの、突っ込む気力も起こらない。
そんなのよりは、もっとまともに「発達障害」のちゃんとした知識やガイドラインを紹介したほうが、よほど世間の役に立つだろうに。
しかし、毎度こんなおかしな見出ししか付けない雑誌でやられては、その信頼度は低いわな。
最近、私が知った驚愕の事実は、どうやらお子さんが「発達障害」らしいのだが、それをどうしても認めたくないご両親が何故か祈祷師にはまっている、だったりする。
怪しげな祈祷師より発達障害の方が受け入れがたいものですかねえ、、、
20年以上子育てを意識してきて、初めてこんなケースにお目にかかったわ。「科学」より「オカルト」の方が受け入れやすいのが人間。(涙)
そういうのを増長するのが、この手のアホ見出しだと、アエラの記者たちには考えて欲しいものだな。