水月昭道や熊代享が「可哀想な人達を懸念!」と言いつつ、微妙に不安を煽る文章を綴るということはそろそろ彼らの新刊本でも出るかな。
もう「高学歴貧困」ネタは新たなる「貧困ビジネス」として認知していいし、
地方と都市部の対比なんて古いネタで精神科医が社会論をぶつのはやめさせたほうがいいような。
東京の事情とほかの都市部とはかなり違うしね。この都市で暮らす複雑さはそこが地元であっても同じような気がする。
そもそも子育て方法もだいぶ違うしね。故に多分「孫育て」もほかの地方の親が持つ感覚とは大分違うと思ったほうがいい、
東京では恵まれる人はどこまでも、だけれど、それは本当にほんのひとにぎりでしかない。親がアテになるかどうかは運次第。
地方の親と子育てに関する「意識」が大分違うわ。
それでも都内在住の娘いわく「京都みたいな地方よりまし」と、京都のような地方の古い都市では親どころか、先祖代々住んでいる人間のほうが、
東京よりはるかに多いので、「いちげんさん」は苦労する、「まだ東京は「親の代から東京」の人が多いからましじゃないかな」と、
それはわかるわぁ、、私も京都で学生したしね、京都人の練り上げられたイケズは田舎者には痛烈、まだ東京の方がやりやすいわ。
上の娘が都内の大学、下の娘が政令地方都市の大学に通って、わかったのは、とにかく東京はほかの百万都市とはまるで違うということ、
大阪とさえ、違うのよね、、、強いて言えば、大阪、京都、神戸、関西のすべての都市を狭い区域に牛詰めにしたような、
それでも何かが足りないのよ、東京というのはそういう不可思議な都市のようだ。
しろくまもそこに住んで子供を育ててみたらいいのよ、よほど実のあるものが書けるでしょうに。
あるいはそれをしないで本ばかり出したがる自分の心性をとことんまで掘り下げるとか。
ネットで日記をつけていてよかったと思うのは、モノ書く人間が不安を煽って他人に自分の意見を押し付ける手法を知ったこと。
こういうやり方が詐欺のもとにもなるんだろうなあ。怖い怖い。