意外に地方国立大学が健闘している。
予備試験を含めて京大以外の地方旧帝大の法学部が思ったほど伸びていないのは
地方は東京から離れるほど「情報」から遠くなるためと思われ、
それでも地方国立大学からたまに「予備試験」合格者が出ているのは
地方に秀才の種は尽きていないのだと感心する。
司法試験合格結果は神戸大学がかなり頑張っている。
ここは娘たちの高校時代の同級生が進学し全員が公務員になっている。
大学内で「公務員講座」があり、学生は30万前後で受けられるらしい。
そこで学べばほぼ全員が公務員試験に受かるとのことで、
都内で何年も伊藤塾に通うことを思えばかなり安いんじゃないか、
東京はとにかく土地代にしろ、進学費にしろほかの地方に比べて異常に高い。
高い費用をかけただけのことがあれば問題がないのかもしれないが、
それほどでもない出来の人間も多く産出されるのはなあ。
司法試験合格者は工学部にも存在して、もともとあまり理系ではなかったのに親から
「男の子は理系!」とされて来る人がいるためか。(親の気持ちはよくわかる。)
まあ、勉強はするに越したことはない、特に子供時代は。
と言っても、体力作りも大切で私が知る限り「頭だけよい!」なんてのは
いわゆるエリート層にはほとんどいない。肉体「だけ」派はたまにいる。
なんだかんだで「体が丈夫!」が一番の資本かも。
法学部卒の娘の同期でロースクールに行った子は全員現在弁護士。
そしてほぼ全員が弁護士家庭出身。「東京第1弁護士会」の会費は高いので親が出す。
娘の高校時代の同級生で京大に進み在学中に予備試験合格、現在「検事」がいて、
ここはおじいさんが弁護士でお父さんが司法試験を何年も受けたが不合格、
確か行政か司法書士なので、3代目は「親孝行者」と呼ばれている。
難関資格合格の道は険しい。おわり。