「おにぎり女子校生」バッシング、、

家族で揃ってお墓参りをして、最近のお墓事情でも書き残そうとネットを開けるといきなり飛び込んだ「おにぎり女子高生」ネタ。
いやー、好きでやってることにここまでツッコミが来るとはなあ、、、
これが「高校球児の裏方」話ではなく、「舞台芸術」の裏方が好き!って話だったら、こうも叩かれるものかねえ。
多分、彼女にとっては、同じようなノリなんじゃないのかな。
「舞台の裏方は移民にやらせろ!」って話がイングランドであったら、まあ、それは「現状維持」っていうやつ?って感じかねえ、
英国の俳優は上流階級出身者が多いので有名だしね。
ま、それはともかく、舞台の裏方をつとめるのが好きで好きでたまらない!ってな女の子に「なぜトップ女優を目指さないのかー!」とかって責めてたら、
それはそれで別の差別じゃないのかな、なんか「高校野球」ってものに憎悪を向けすぎだよね、あれも一種の舞台芸術なんだから。
責めるべきは妙に野球の女子マネを持ち上げすぎるアホマスコミに対してであって、好きなことをやってる女子高生に対してではない。
あのさ、はてなのみんなが好きな「結婚は金と顔の交換!」と言って本を売った小倉千加子さんなんて、
若い時は劇団の追っかけやったり、その劇団の裏方をやって楽しくて楽しくて仕方が無かった、って言ってた人なんだよ、
もし、これが「高校野球」のマネージャーやって、そのマネージャー業が楽しくて、楽しくて、と言ってたら、まあ、バッシングですかねえ、、
そのバッシングをやる人にも独特の差別意識があるんだよね、、、とにかく「女の子!」が何かをするのが気に入らない。
「女の子」は誰かに気に入られることをしなければ猛バッシング、ってことだわ。
おにぎりを握るのが楽しかったらしい女子高生の話に戻せば、彼女が面白かったのは、多分「高校球児」を「プロデュース」、
その具体的な仕事も楽しかった、ってだけのことで、それを深読みして「彼女は将来どうこうなる!」と決め付けるいい年の大人ってどうなの?と、
その辺の差別意識が今だ認識できていないんだよなあ、、、
女子高生をプロデュースする秋元康はバッシングされないけど、高校球児という同級生をプロデュースする女子高生はジェンダーという正義の名のもとにぶった斬る、
大人げないというか、阿呆というか、、、、
子供が何を好きだと言おうが、それを見守るのが大人の役目で、妙に推奨する側もどうかと思うが、それを受けて女子高生をどうこういうのもどうかと思う母ちゃんの私なのでした。
なんでも好きにやらせてやれよ、子供ってそういうもんだろ、大人の尺度で測ってもな、という話なんだが、それがわからない大人が増えて子供が減ったな、
と、寂しく思うのでした。
平成、墓事情は、また後日。